●「前世療法」
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「前世療法」は、生まれ変わりという宗教上の理論が、 根底にありますから、宗教観によっては受け入れられないというかたもいると思います。

ひとつ、興味深いのは、輪廻転生のシステムが、この世に生まれるのは、この世において「学びをするため」に前世を忘れ去って生まれてきているという考えです。
この、予定された学びを「カルマ」と言いますが、(オウムはこれを「罪」というように曲解していたと思います)、 このカルマのために、この世のすべてのことが起こってくるわけです。
 そう、考えますと、なにか不幸が起こっても、それは自分を全滅さえようとして(神が?)起こしているということではなく、 なにかしら「学べ」と必然で起こっているというわけです。
 さらに、たとえば、自分によって、非常に嫌いな、むしろ嫌悪するような誰かがいるとすると、 それがもしかすると自分の前世の姿かもしれないという考え方もできるわけです。
つまり、前世において、そんなふうにひどいことをする人間だったから、 今度はそれをされる側に生まれて学んで来いというわけです。
こういう、とらえかたをすると、ひとまわり人間へのとらえかたが変化します。
もちろん、輪廻転生があるかどうかは、死んで見なければわかりませんが。
「前世療法」は、コーチングで言う「未完了」にも一部通じます。

前世療法とひとくくりにしてしまうのですが、その対象が前世ではなく、 記憶にない子ども時代にまでをエリアにするものがあります。
「アダルト チルドレン」ですとか「インナー チャイルド」と言われるものです。
 これは、今の自分の行動や考え方、感じ方の元が 記憶にない(ある場合も多い)子ども時代にあるというとらえ方です。

 子どもを育てる際に、思わず傷をつけてしまっているということがあると思います。
 「インナーチャイルド」も、おそらくかなり体罰や精神罰のパターンがあるでしょう。
(とじこめる、しめだす、たたく、無視する、食べさせない、お小遣いをあげない。
友達の悪口を言う、おとうさんの悪口を言う、おもちゃをとりあげる、 勉強を無理にさせる、、、、)なんかこころにふれる「傷」が基本です。
(これが、たぶん「詩」を見ていい詩だと感じたり、泣いたりにつながるのでは)の言葉に反応するのをみて、 ヒーリングしていくのではないでしょうか?

それが、小学校のクラスで似たようなことがおこったり、あるいは、ちょっとしたことでの くりかえしがおこることで、だんだん形成されていく。
それは、ある意味で成長かもしれなし、 不要な鎖かもしれません。


この見方で見ると、「わるくないよ、がんばったね」の思いを
言ってもらうこと、こころの傷をリカバリーすることの大事さがわかります。
たとえば、セッションの前に、あやまってほしい相手がいるのならば、コーチが代用になってあやまったり、苦情を言われる役回りをしたりするのです。

コーチングのテキストの中には、未完了を「部屋をかたづける」ですましているものもありますが、 こころの未完了は案外と「ありがとうといってほしかったこと」「あやまってほしかったこと」などを 満たしてあげることだと、思います。
案外と、そういう言葉がおろそかにされ、「つらいのはお互い様だ」「甘えるな」、ですまして、本人もじわじわ受けている傷になっているというケースもあるのです。
コーチングにかぎらず、親業(ゴードン博士の)でも、カウンセリングでも、多くの時間をついやすべきなのは、 自分をみるということです。
もっと、深く言うと、それはエニアグラムとかの分析シートをみるということではなく、 自分のそうした深い傷と「向かい合う」というつらい作業なのだと感じます。
なかには、思い出したくなく、封印した思いであることが多いからです。

 これに、前の「前世療法」の、学びのためにこの世に生まれてきたとか、
前世でできなかったことをしにこの世に来ているとか、考えてみるとすっと解決することもあります。

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過去の自分をさぐっていくところ
仙台コーチング協会でのコーチングでトラスト系の部分に
過去の自分をさぐっていくところも用意しているんですが
そこで、ただ単に 中学生の時、とか、小学生の時、、、とやるのもひとつですが、
たとえば、こんなふうにききます。
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【1から2歳のときは】
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赤ちゃんだった頃あなたは幸福だったと感じていますか?
母親と姿や性格が似ていると言われるとどんな感じがしますか?
あなたは父親を愛していますか?
抱っこやおんぶなどを十分にしてもらいましたか?
元気な赤ちゃんでしたか?
夜泣きをする赤ちゃんでしたか?
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【幼稚園、保育所のころ】
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怖い思い出がありますか?
兄弟姉妹を親は平等に扱ってくれましたか?
親にしかられたときどんな感じがしましたか?
兄弟姉妹とけんかをしたときどんな気持ちでしたか?
泣いたときに、親はどんな態度をとりましたか?
父親とのからだのふれあいは覚えていますか?
ひとみしりをするこでしたか?
はじめて、幼稚園、保育所に言った時のことを覚えていますか?
おねしょをするこでしたか?

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【小学生の頃】
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どのような雰囲気の家庭環境でしたか?
食べ物の好き嫌いはどうでしたか?
よいこだとよくほめられましたか?
こどものころ幸せでしたか?
先生はどんな先生でしたか?
テレビはどんなテレビを見ていましたか?
友達とどんな遊びをしましたか?
小学校へ行くのは楽しかったですか?

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【中学生】
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おとなになるのが嫌だと感じたことがありますか?
悩みを話せるともだちがいましたか?
ひとより得意だったものがなにかありましたか?
からだが、男らしく女らしくなったときどう思いましたか?
家を出たいと思いましたか?
親への秘密がありましたか?
異性を意識したエピソードを覚えていますか?

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【高校】
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あなたに影響をあたえたものはなにですか?
いちばんこころのやすまるところはどこでしたか?
学歴は気になりますか?
この時期に、あなたの人生に大きな影響をあたえたことがありましたか?
あなたにとって家庭とはどんな存在でしたか?
あなたにとって学校とはどんなものでしたか?

などなどです。
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ここで、出るイメージをそのひとなりの 映像、音、文章、思い出、とかそれぞれにでたものを 受け止めます。

あるひとは、子ども時代の罰が、家から出されて玄関の鍵を閉められるということだったことを  、忘れていたわけではないのですが、思い出しました。
それを考えると、 自分はなにかなかまはずれにされるとかいうことがすごく寂しく思う、 しめだされ感に弱いのではないかということがあるのでは、と思えてきました。
そう考えると、ある日、まだ幼稚園の子どもが、家に帰りついたときに先に家に入り、 ふざけてチェーンをしてしまった。
そのときに、開けろ開けろ!というのをそのひともなかばふざけてガンガン、 ドアをチェーンがしている状態で開けるようなしぐさでガツンガツンとやってしまい、そのときに、 あわててあけようとした子どもの指の骨を骨折させてしまった ことを思いだしたのでした。
また、そうしたことが、小学校の高学年のときに、クラスの選抜のサッカー選手を選ぶときに、 階段ごしに「(そのかた)より (別な子ども)のほうがうまいから、そっちを選ぼう」と、 サッカーの上手い子どもと学級委員が話していたことをたいへんショックに思っていまだに憶えていることも、 そういうことなのだろうかと思ったわけです。

 ヒプノセラピーの見方でいうと、ひとは10%の顕在意識と、90%の潜在意識がある。
その90%の潜在意識のなかに、カセットテープのように、いままで吹き込まれたプログラムが入っているという。
「そんなのやってもうまくいかない」とか「あなたはグズだ」とか「ひとにはこう接しなさい」とかの潜在意識が、顕在しているほうの行動を縛っている。
 いや、縛っているだけでなく、支えているということもあるから、全部が全部自分にとってマイナスということはないだろう。
 たしか、セールスの本にこんなたとえ話しがあった。
アメリカの考えだったと思う。
小さな象がいて、細い杭につながれている。
その子象にはその杭を抜くことが出来ない。
そこで、その象は子象のときに抜けなかった杭への思い込みがあって、大きな大きな象になっても杭が抜けないというのだ。
 冷静に考えて見るとそんな実話はあるわけがない。
どこの貧乏な動物園の話しだ?まあいい。
 この象のたとえ話しは、往々に「思いは実現する」「自己イメージのトレーニングをしよう」となる。
そこで、大声で絶叫する地獄の営業マンやら、無茶をするだけのマルチ商法の末端ができあがる。
 たしかに、試合前の運動選手にとってのイメージトレーニングの効果はある。
 しかし、先のヒプノセラピーやインナーチャイルドや心理療法では、その90%のほうのプログラム自体を癒す。
 心理療法では、「そうでなかった」言葉や「こうあってほしかった」行動へと 記憶の入れ替えをするものがある。
 ヒプノセラピーでは、そのときの自分に、「よくがんばったね」「つらかったね」と声を、その気持ちを一番知っている自分(今の自分)が、かけてあげることで癒していくのだ。
   そうした療法と比較すると、自己イメージのトレーニングは90%の潜在意識のなかで壊れている部分に、モルタルを塗っているだけのように感じる。
  「よくがんばったね」「つらかったね」 「言って欲しい言葉」 「ありがとうと言ってほしいこと」 「だれかにあやまりたい気持ち」 「言われてきたプログラム;〜しなさい」 ほめるワーク。
 
癒されるとは、 「楽になる」ということです。
自分が自然でいられる状態、リラックスできる状態です。
ほっとするとか、安らぐとか、心地よいとか、落ち着く…といった感じがあるでしょうか。
ありのままの自分でいられるから、
本来の自分でいられる状態というのが
キーワードのようです。
●催眠
催眠状態になることで、普段閉じている心のふた (潜在意識と顕在意識の境界)を少し開けてみることができます。
ふたを開けてみると、忘れていた記憶を思い出すとか、 潜在意識からのメッセージ的なことが出てきたりと、気づくことがいろいろとあります。
原因不明の身体的・精神的症状や繰り返し起こるマイナス行動のパターンの原因です。 そして、気づきがあると、変化も起こってきます。
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●「退行療法」:年齢退行
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潜在意識の中にトラウマ(心の傷)が隠れていて、 それが原因で心の病や悩みとなることがあります。

催眠によって、過去の原因を探るのが退行療法です。
現在の行動パターンや信念・観念のプログラムが、どのようにつくられてしまったのかをうまく顕在化させるのです。そして、そのプログラムがマイナスに作用しているので あれば、クライアントの好ましい方向に変えることができます。

●トラウマを子ども時代に特化した「退行療法」=インナーチルドレン(療法)
 子供の頃に戻して、おこないます。
●インナーチルドレン(内なる子供)、
 またはホーリーチャイルド(聖なる子供:本来の純心な内なる子供)
 心の中にある生まれたままの本当の自分です。
束縛されない自由で自然な感情、本能、感受性、
好奇心など、体で感じる右脳の内的体験に基づき形成されたもの、とも言えます。

●アダルトチルドレン=傷ついた内なる子供
 自分のこれまでの経験、学習により得た知識の集合体で、
論理的、分析的な左脳の意識、とも言えます。
 さらに、育ってきた環境とも非常に深く関っています。
人間関係のトラブル、恋愛問題、何かの恐怖心などの深い原因の中には、「傷ついた内なる子供」を見ることがあります。本来の純心な内なる子供、を癒してあげることにより、とても明るく、前向きな人生があることでしょう。
このイメージを説明すると、生まれた状態は1枚の紙です。
それを立ててください。
丸めるという方法もありますが、多くは 折って立てます。
その折り目は、これでもかこれでもかというほどに たくさん折るひともいれば、 1本折る人もいます。
この立つというのが、 社会への適合であって、 折り目が アダルトチルドレンだと イメージしてみてください。

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●「前世療法」
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アメリカの精神科医のワイス博士が、あるクライアントの症状の原因を探っていて、 過去の記憶をさかのぼっていき、子供の頃を思い出しても、なかなか改善されず、ある時、 その症状の原因となった時まで戻れ!と言ったら、 今の人生を飛び越えて、別の人生が出てきて、そのことを思い出したと クライアントが話しました。
このことで、その人は癒され、症状も消えてしまったといいます。
これを発祥とする話しがあります。

これは前世(輪廻転生)からのカルマが引き継がれていることがあります。その時と同じようなパターンをしていることもあります。前世やカルマの意味を知る・感じることにより、今の人生のマイナスパターンのプログラムを書き換えると、素晴らし気付きが体験できるという報告が多数あります。
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●「ハイヤーセルフ療法」
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 輪廻転生論理からは
生まれる前のこころの状態であったときの自分というイメージで、
超意識とも言われています。
宗教を離れるとインナーチャイルドと同じく、
体で感じる
 右脳の内的体験に基づき形成されたもの、とも言えます。
説得力は、宗教めいたほうが あります。
 素晴らしいアイディアや方向性、手段などの導きがあります。
象徴として、たとえば、光や光の玉、エネルギー、守護霊、天使、観音様、 たくましい男の賢者、優しい女の賢者、亡くなった家族として現れます。
自分の中の賢者。いつも暖かく見守ってくれている存在です。
ハイヤーセルフとは、「大いなる自己」と呼ばれています。
 仏教で言うところの「ひとのなかにある仏性」と近いものです。
ただし、悪的なものについては、ハイヤーセルフとは命名されず、 動物霊等と、言ってしりぞけます。
象徴として、たとえば、闇、悪霊、悪魔、鬼、 蛇、狐 として現れます。
飽くまでも、いいイメージのものがハイヤーセルフとされるようです。
 ただ、 ひと本来はいいものであることのようで、悪的なものは 栗の殻を剥くように 除霊や丁寧なカウンセリングなどにより剥がれ、 ハイヤーセルフがなかから現れます。

■インナーチャイルドとハイヤーセルフの属性
平和、平安、勇気、パワー、自信、愛、安全などの言葉が出ます。
 仁義礼智など、基本的な姿勢が簡単な言葉で語られます。
 白い光に守られて、「自由に自分を表現する」「自信に満ちて生きる」などです。

■輪廻転生論理
自分が望んで今の両親の元に生まれてきたこと、
 さまざまな経験をつむために
 自分で生まれる前に計画を立て、
 たとえ、試練といえるようなことでさえも計画に入れて、
 親を選び、生まれてくる。

●多くの場合、

 生まれてくる前の自分の人生計画の内容を忘れて、
 人生を送ります

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■類似療法
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●サブパーソナリティー療法(副人格療法)
誰でも、心の中にはいくつかの人格が共存しています。
 誰でも、複数の性格や癖を持っています。
 自分で気付いているものもあれば、気付かないものもあります。
怒りっぽいとか、わがままとか、とても優しい、とても意地悪、暗い、明るいなどなど。
自分にとってマイナスの人格・癖に気づき、感じ、癒してあげる。
そこからプラスの人格へと修正していきます。
●未来順行療法
自分の意識・行動・生活・仕事・人間関係などが、どのように変化していくのかをイメージしていきます。このイメージこそがポイント。イメージにより、潜在意識に直接つなげて、その方向へと導かれるのです。「思ったことが現実化される」の類の手法です。
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ハイヤーセルフと仏性について
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ハイヤーセルフはたとえば慈悲です。
お釈迦様は 慈悲を以って心の住居(すみか)としなければならないと言っています。
どれほど、学問があっても、技量があっても、慈悲というものがなかったのならば、 ひととしての道を全うすることができませんと言っています。
しかし、慈悲は、どんなひとでも先天的にもっているものです。
この慈悲といういうものは、何から生じたかといいますと、 仏教においては本性ということを言います。
母親が自分の子どもを可愛がるという心、その子が母親を懐かしむという心は、ひとがみんな持って生まれてきた「本性」で、人情というものです。 これがそのままに慈悲のあらわれです。

しかし、この慈悲の尊いこころが、いろんな欲のために妨げられて、その本性をくらますのです。
その本性というのが、インナーチャイルドであり、
くらまされてものがアダルトチルドレンであり、
その本性というのが、ハイヤーセルフであり、
くらまされたものがペルソナ(パーソナリティ、仮面)です。

コーチングでは
この本性をみつめて、そのひととなりをみなければいけません。
この本性にといかけて、目標を設定しなければいけません。
現象からだけ見る心理チェックテストではそのひととなりは見えません。
現象でしかない、うらやましいことや、借り物の目標も、いったんこの本性と 向き合って検証しないと、本人にとっては、まちがった方向に進むことにもなりますし、 また、つづきません。
さて、上に掲載したのは昭和18年2月に印刷されたものです。
この内容はほとんどコーチングです。ここでも、最後にしめているのは、伊達政宗や吉田松陰、徳川家康、水戸義候、荻生徂徠です。 これは、諸外国であれば、その地の宗教で占めるのでしょうが、日本は、宗教を語ると なぜかひいてしまう(みんな葬式あげるくせに)ので、こういう手段があるのだと思います。  こうしたことで、最後にくくられるものは、いつも決まっています。
 それは、愛です。



 輪廻転生は生きとし生けるものの生命の重さをもって、あなたが愛の輪のなかにあることを 伝えます。
 因果応報の論理から、正しい人間は死後天界におもむきますが、悪い人間は暗い世界におとされるというのがもともとの輪廻転生です。過度に今の世、現世に対し、厭世観、無常観をもたせ 、その辛い、意味のない現世、おまけに、ここでしくじると畜生に生まれ変わってしまうとおどしていました。
 これを、信じたインドの人々は、悪事を行ったものは不幸な状態に転生するという基本的な因果の法則からいまだに抜けれずにいます。  五体投地による巡礼や、ヨガの苦行など、祈りにどれだけの時間を費やすのでしょう。
   そうした、死後の輪廻から逃れたいという願いにより、新しい仏教、ジャイナ教などが誕生したのですが、ぼうさんの法力によって輪廻から解脱する(抜けて、極楽に行ける)というのは、寺の経営戦略的なところもあるようです。  飯田史彦:生まれ変わりの創造(飯田史彦史の学説?)によれば、この根本を書き換えています。つまり、今の世、現世がいかに楽しく意味のある現世であるかです。生まれ変わり、今関わったひとと、また、関わることの楽しさ。今関わっているひとというものが、前世でもよほどの意味があって関わっていたひとであるというとらえかたは、 今までの宗教の論理を使ってはいますが解釈が異なります。
 成仏なんかしなくていい、また人間に生まれ変わる。です。成仏するためのお経は意味がなくなります。お墓は、チベットみたいに鳥葬でいいかもしれません。戒名、、、極楽に行きませんから必要無くなります。というか、ぼうさん自体の存在価値が危ぶまれます。。。
 なぜか、畜生道の話しはでません。前世の催眠を受ける人は、人間に転生したわけですから、畜生に落ちると人間への転生は困難という論理からは、矛盾はありません。  ダライラマのチベット仏教からすると、人間から人間への転生がむずかしいという論理からは矛盾します。つまり

 身近な人というのは、「ソウルメイト」として、

 何度も何度も生まれ変わるときに身近な存在でいるのです。

 だから、また、必ず会える。


という論理はおかしくなります。
 ダライラマのチベット仏教からすると、来世そのひとは あなたに食されるぶたになるかもしれません。「ソウルメイト」として身近な存在であるためには、6道はなく、人間への転生の道だけでなければいけません。とすると、生きとし、生けるものという発想ではなく、人間「だけで」輪廻するという新宗教になります。
ただ、飯田教は実は小さくして子どもをうしなったひとや、連れ合いをなくしたひと、これから死んでいこうとするひとによって支えられている という側面があります。
仏教はぼうさんによって天国(極楽、涅槃)に行けるというものなのですが、 たぶんみんなそれをだんだん信じなくなっている。
そこで、人間としてまた生まれ変わって会えるという証言を採用していることで 受け入れられるいるということです。
ですから、ダライラマのチベット仏教みたいに、「多くは極楽にも行けない。人間への転生は容易ではなく(だから、寺に帰依しなさいという論理があります) 、人間として転生するためには、チベット死者の書(バルド、トドウル)を勉強しなさい、そして、葬式の時 それをぼうさんによって読んでもらいなさいというシステムになっているのです。

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輪廻転生からのメッセージ:輪廻転生を否定すると理由が脆弱になる
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●学びがある
   ●「人生は学校のようなもの」
 仏教的に言うと、

 物は原因と結果によって生成変化していきます。
これは因縁です。」

となります。

●自分で課する←結果的に、転生先は自分で選んでいる

 人は、生まれてくるときに、自分が何を学ぶのか選んで生まれてくる。

 どんなに試練がやってきても、それは自分が自分に与えた問題集。
   ●自分に解けない問題はない(過重な問題は与えないようだ)

  ●自分が望んで今の試練を自分に課している。
 (試練がアクシデントということは無いのか?)→無いらしい。

   ●何があっても、それは順調な人生であること、
→マイナスにも意味がある

●それぞれの学びがある

●人との出会いにはすべて意味がある

理不尽であっても自分で選んだことが、
 順調におきるのだそうです。

 (途中で選択肢を選ぶこともあります)

●人は、自分が本当に納得しないと死なない

 つまり、不慮の事故に見えても、それはある意味予定通りであって
 本当に本人の納得がいかなければ奇跡的にでも助かること、
 人は、本人が納得したときに死を選ぶのです。

 やり残したことがあったり、今死ぬと恨みがのこるという場合は死ねないのだそうです。

すべては予定通りで順調ということになります。

●退行催眠

催眠でどんどん過去に
10才、6才、3才 1才 と
さかのぼっていくと
赤ちゃんの頃の記憶も
思いだす(?出てくる)
そうです。

そして、出産の瞬間や
おかあさんのお腹の中にいて
聞いたことまで記憶している
というのです。

●前世療法
さらに、
退行催眠を続けると、
生まれる前の
前世の記憶まで思いだす
というのです。

●死の瞬間

また、前世における
死の瞬間も
思い出すと
というのです。

飯田氏(飯田史彦:生まれ変わりの創造)他、前世療法(ヒプノセラピー)をやっているかたなどからの証言は次のようになります。

●死の瞬間

死の瞬間は
悲惨な状況で亡くなっても、
痛みを感じる前に肉体を抜け出すため、
苦しくない。

すぐに転生する証言と
次に生まれ変わるまで、
その間、
光りの世界のような所で
待つという証言も
あります。