●「NLP」
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┐(´ー`)┌ NLP
NLP(神経言語プログラミング)とは?



Neuro (神経) 五感を通して情報を受け取る神経系を意味する

Linguistic(言語)神経系からの情報に意味を与え、思考や行動を整理し、自分・他人とのコミュニケーションに使う言語パターンを意味する

Programming(プログラミング)五感・言語を使った知覚・思考の連鎖によって特定の心理状態に至る道筋を意味する



1975年に、米国カリフォルニア大学で、ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーによって創始され、

心理療法家・家族療法家・催眠療法家・様々な優秀な人達の行動を分析・研究し、

共通のコミニケーション技法を使っていることがわかりました。

それを研究し体系化したコミュニケーション心理学・スキルです。

そのスキルは、様々な日常生活に応用できます。




【NLPを活用した利点】

相手のタイプを知ることができます

自分のペースに誘導できます

苦手な事・場面を克服する方法を知っています

相手から情報を引き出す技術を活用できます

問題点と解決策を引き出す術を知っています

効果的なイメージトレーニングを活用できます


NLPの誕生と発展



創始者:ジョン・グリンダー(カリフォルニア大学・言語学助教授)

  リチャード・バンドラー(同大学・心理学科の学生) 



1970年代初めに、3人の卓越したセラピストの研究がきっかけとなった。

2 フリッツ・パールズ(ゲシュタルトセラピーの創始者)

2 ヴァージニア・サテイァ(家族療法家)

2 ミルトン・エリクソン(催眠療法家)

3人による効果的な治療が、どのようにして行われるかに注目して、そこから実用的で役に立つパターンを探り出し、第三者に教えることができるモデルを作り出した。

その後も、コミュニケーション技術やカウンセリング手法だけではなく、あらゆる分野の優れた人々を観察し、研究することで、さらに発展してきている。



神経をさらに詳しくみると?視覚・聴覚・体感覚、そしてサブモダリティ



NLPでは五感を視覚、聴覚、体感覚の3つに区別する。外界のものを知覚することだけではなく、自分の内的ものを知覚することにも用いる。例えば、頭の中でイメージを思い描く、心の中で独り言を言う、腹のなかに熱いものを感じるなど。



そして、3つの感覚について、それを認知する要素(サブモダリティ)を使って、さらに詳しく見て・聴いて・感じていく。そして、それを変化させていく。

視覚:明るさ・カラー/モノクロ・大きさ・形・位置・距離・静止画/動画など

聴覚:音量・速さ・強さ・高さ・距離・位置など

体感覚:位置・温度・強さ・手触り・強度・重さ・範囲など

先延ばしのプログラム

「ラ・ポール」など

「ラ・ポール」、
「バックトラッキング(あいての言葉をそのまま使う)」
「リフレーム」
「ポジションチェンジ」



ラポールとは「人と人との間の心理的なつながり」のことである。NLPではラポールがかかっていなければ、こちらの言葉は通じないし、人をリードすることもできないととらえている。そして、ラポールをかけるためのスキルを整理している。

まず基本は相手のペースに合わせるペーシングである。相手の話すスピードや呼吸に合わせていく。以下に紹介するスキルも広い意味でのペーシングに当たる。

ミラーリング

ミラーリング:相手の姿勢や身体の動きに合わせて、自分の同じ動きをする
バックトラッキング
バックトラッキング:相手が話す言葉をそのまま返したり、要約して返す

この際、特に相手が使っている感覚を意識して、同じ感覚の言葉で返す。例えば、イメージを見ながら話している人に、「何を感じていますか」と聞くと、ラポールが切れる可能性がある。

カリブレーション

このように、ペーシングしていくためには、相手をしっかりと見て・聞いて・感じていることが重要である。これをカリブレーションという。相手の目の動きや首の動き、身体の向き、手のしぐさ、足の置き方などを見たり、相手の話の内容だけではなく、声の調子などもしっかりと聞く。また相手の手の動きも参考に身体の中のどこで感じているかも感じていく。



相手をしっかりとカリブレーションするためには、自分をまずカリブレーションしていくことが重要である。自分が今どういう状態にいるのかを知ることができないと、相手をカリブレーションすること、ペーシングはできなくなる。コ・アクティブ・コーチングというコーチング手法では、話の聞き方を3つのレベルに分けている。

カリブレーションのレベル

レベル1:「内的傾聴」:意識が自分に向き、自分の考え・感情などにとらわれている

レベル2:「集中的傾聴」:すべての神経が目の前の人に注がれている

レベル3:「全方位的傾聴」:相手だけではなく周りで起きていることも意識している



レベル1に陥らないように、自分をカリブレーションしてレベル2・レベル3の状態を保つことと言い換えることができる。

メタモデル・ミルトンモデル

相手をリードする−−メタモデル・ミルトンモデル

ペーシングによって、相手とのラポールをかけられれば、次に相手をリードすることが可能になる。ここでは2つの代表的なリーディングのスキルを紹介する。



メタモデル

グリンダーとバンドラーによって作られたNLPの最初のモデル。ヴァージニア・サティアとフリッツ・パールズが情報を聞き出すときに行っている質問から作り出した。
ミルトンモデル


メタモデルとは対照的に、曖昧なことを言うことで相手にいろいろとイメージさせ、相手が自分の経験にとって適切な解釈をするような質問をする。

ミルトンモデルの例

ひょっとして〜されているのかもしれませんね。
ご存知だとは思いますが・・
〜かなと思いまして
あなたは、〜しますか、それとも〜しますか?
別に〜する必要がありませんが、あなたは〜するととてもいい気持ち<になるかもしれません。
〜をしならが、〜できるでしょう。
〜につれて、〜を感じたり見えたりするかもしれませんね。
〜してもいいですし、しなくてもいいです