ゴーンとコーチング
ビジネスコーチングは社員への声がけから**

  ゴーンは、いくつかのマスコミのインタビューや講演で、日産を低迷させた原因は次の五つであると指摘している。
五つの原因 ゴーンの対応策
●収益管理を徹底する理念が欠如していた GROWの明確化
(※GROW=ゴール、リソース・リアル、オプション、ウィル)
●統一された明確なビジョンや長期計画がない 明確な中長期のビジョンと戦略と進捗状況をこまめにチェック GROWの明確化
(※GROW=ゴール、リソース・リアル、オプション、ウィル)
仕事で実績を出すということに焦点
●顧客第一の視点が欠けていた 相手(顧客)との壁を意識する

●代表的な日本企業の欠点、セクショナリズムが横行し、部門や地域を越えたクロスファンクショナル(機能横断的)な組織体系が十分機能していなかった

社員全員にその情報が伝わる仕掛け:現場を重視し、現場から浮かんできた問題点に着目 相手(社員)との壁を意識する
コミュニケーション 相手(社員)との壁を意識する
社員との対話を重視「大切なのは人々の意見に耳を傾け、問題を見つけ出すこと 相手(社員)との壁を意識する

●日産の社員だけではなく、日本人全般に言えることだが、危機に陥っていても切迫感が足りない

社員をやる気にさせる
人を動かす仕組み・尊敬されるトップ
GROWの明確化
(※GROW=ゴール、リソース・リアル、オプション、ウィル)
「社員の高い潜在能力を発揮させる のが仕事」という言葉の与える社員信頼

(反面; コスト重視の取引 工場の閉鎖、人員の削減、取引先の厳選<=生産設備の過剰などによる高コスト体質



ドリームインキュベータの堀紘一は

「欠点を指摘するのでなく、長所をほめること。それも結果ではなく、
プロセスをほめることだ。リーダーは毎日、最低二人はほめないとだめだ
人をほめている
 と、リーダー自身が
「自分は会社のことを意外と知らないな、
もっと皆のことを勉強しなければいけない」
と思うようになる。

逆に問題だけ指摘し続けていると、自分は部下のことを
すべて知っているような気がしてくる。」

と語っている。

では、具体的に、どう社員と接したらいいのでしょう?

    ..............こんなふうに進みます。