6つの側面から就職を捉えていきます.
さらに、ポジティブとリアリティを一緒に探っていきましょう。 |
●就職者のためのコーチングの全体の流れ
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ポイントは需要だけをベースにして、自分というものを捏造するという従来のスタイ
ルではなく、自分にとっての「好きなこと」や「ワクワクすること」と需要のバランスをとっていきます。
好きなことを 仕事にする
やり方です。
■テイスト、
├●生きる意味を見る
│├ポジティブ:あなたの大事なものはなんでしょう?
│└リアリティ:どういうものが生きがいなのか?
■人、
├●他人との付き合い方から見る
│├ポジティブ:好きなひとはどんなひとですか
│└リアリティ:他人との付き合い年代チェック、付き合い方シート
■自分史(できごと)、
├●今までを内側から見る
│├ポジティブ:あのとき好きだったもの
│└リアリティ:年表つくり
├●今までを外側から見る
│├ポジティブ:好きなキーワードを見つける
│└リアリティ:年表つくり(履歴書、職務経歴書つくりといったもの)
■能力、
├●能力を見る
│├ポジティブ:長所を活かす局面
│└リアリティ:能力から見たSWOT分析
■自分の性格、
├●性格を見る
│├ポジティブ:自分に自信を持てるワーク
│└リアリティ:あなたの性格は?
■ライフプラン
├●長期的な将来を見る
│├ポジティブ:皮算用:今までそしてこれから。
│└リアリティ:いつの時点でどうありたいか。
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●就職者のためのコーチングの全体の流れ
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◆行政の就職指導の盲点◆
1:
1:
具体例
具体例を話していますか?
面接は、被面接者の機転を見るとき以外は
たいていが、抽象的な質問が投げられて来ます。
同工(細工が同じ)多数な回答ではなく、
個性ある回答を出す意味もあり
具体例を必ず出してください。
合言葉は「たとえば」です。
面接官はにこやかな笑顔の裏で
「具体的にどういう話だ?」と聞いています。
ですから、
「どのようにした!」ということをアピールします。
2:幼児言葉
省略語を使っていませんか?
たとえば、
「ものすごく」
「わりと**のほう」
「***だし」というのが幼児言葉なのはわかっていると
思います。
気付かないのが
省略言葉です。
バイトはアルバイト
部活は部活動
就活は就職活動
きちんと話すことです。
3:
ポジティブ
面接官の出した評価よりも下の事を話していませんか?あえて、マイナスなことは言いません。
あがっているのならば、気合が入っている証拠と見たり、
コーチングのリフレーミング手法や
バッチリメディパースペクティブで
長所に持って行きます。
4:体験
その体験は古すぎませんか?
たとえば、大学生の就職面接のときに
高校の時の体験エピソードは古い話です。
小学生のものは論外です。
面接官のストライクゾーンを意識してください。
1:
今一番
その話「回りくどく」ないですか?
いろいろと回りくどいことを言うと
はねられます。
冗長は飽きられるのです。
「なにに最も〜なのか?」と聞いているのです。
ですから、「今、一番なになに」ということを言えばいいのです。
話の中で「しかし」と言ってしまったら、気付いてください。
その「しかし」の前まではいらない話なのです。
「だから」と、結論だけを言いましょう。
2:好き
好きと言っていませんか?
面接を通して自分を売り込みに行っているのです。
なにななにが好きですというのではなく、
「得意です」と答えてみてはどうでしょうか?
「なになにと思います」とかいう言い方は弱いのです。
ポリシーを言いましょう。
3:性格
性格のことを話していませんか?
コーチングでも自分の性格を見つめます。
就職の勉強会でもそれなりに自己分析を
やったと思います。
しかし、それは、面接の場では伝える必要はありません。
性格ではなく、特技を話そう話そうと意識してください。
面接官と、自分とのへだたりを感じてください。
面接官はまだ友達ではありません。
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