● ミルトン・エリクソン
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● ミルトン・エリクソン


コーチングの問題解決手法には心理療法の ソリューション・フォーカスト・アプローチ部分があります。
(コーチングのコミュニケーション部分はゴードン博士のリーダー訓練法です。)


ソリューション・フォーカスト・アプローチは、ディ・シェイザー(Steve de Shazer)、 インスー・キム・バーグ(Insoo Kim Berg)とミルウォーキーのBFTC(Brief Family Therapy Center)の スタッフによって開発・発展してきた治療モデルです。
ミルトン・エリクソン博士は心理療法の天才 と呼ばれたほうどのかたでした。
ソリューション・フォーカスト・アプローチの基本的思想は
●すべての人に有効な、唯一のアプローチなどは存在しない。
●解決方法は、数多く存在している。
●解決と問題は、必ずしも関係があるとは限らない。
●最も単純で侵害の少ないアプローチが、多くの場合最高の治療である。
●人間は、短期間でよい方向に変化することが出来るし、変化している。
●変化は、いつでも起こっている。
●弱さや欠点ではなく、強さとリソースに焦点を合わせること。
●過去ではなく、将来に焦点を合わせること。
です。いろいろな特殊な質問により、本人が現在解決したい問題について
あらゆる方向から、自身で解決方法を探し、解決して行く手法になります。
ソリューション・フォーカスト・アプローチでは、 「解決」とは問題の除去された状態ではなく、クライエント自らが構築する 「未来の望むべき状態」であると考えます。
問題の原因を追求し、専門家がそれに対する専門的知識を利用して問題のアセスメントをおこない、 しかるべき介入計画を立て、問題を除去する従来のやりかたとは異なっています。
参考:WEB
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/soyama/kensyu/siryo/08-3.pdf
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/kidakei/howtolisten.html