仏教  
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1 仏の位の次にあり、悟りを求め、衆生を救うために多くの修行を重ねる者。文殊(もんじゆ)・観音・弥勒(みろく)・勢至(せいし)・普賢(ふげん)など。元来は釈迦の前生時代の称で、大乗仏教がおこると、将来仏になる者の意で用いられるようになった。 「菩薩」とは、サンスクリットのボーディ・サットヴァ(bodhi-sattva)の音訳である「菩提薩?」を縮めたもので、菩提すなわち悟りの智慧を求めて努力精進する人のことです。このように菩薩とは悟りを求める人という意味ですが、悟りを求めるだけではありません。  菩薩とは、  「上求菩提」(自らは真理を悟ろうる)  「下化衆生」(苦しむ他の人々と共に生きよう) という二大誓願を持って生きる人間のことを指します。したがって今、この二大誓願を起こして仏道を歩もうと発心した人は、自らを菩薩と称することができます。
小乗仏教は山で悟り、大乗仏教は街で悟る 瞑想や座禅や修行をして、悟りを得ることが出来たとしても、現実の様々な問題に活かせなければあまり意味がありません。街に下りて現実に戻った時、仕事、お金、健康、家庭、人間関係などの様々な問題に対し、本当に現実の中で見事に解決し、実践に役立つ悟りこそ、本当の悟りなのです。 『無い』世界があります。色即是空空即是色