トーキングストーン  
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● トーキングストーン

● ガイダンス「この方法はネイティブアメリカンのやり方からきています。」
● まるい石を参加者に回す。
● 石を隣の人に渡しながら、その石の重さと感触を確かめる。
● ガイダンス「この石はみなさんの中央に置かれます。」
● 中央に石を置く。(石が戻ってから)
● ガイダンス「話をしたい人はこの石を取ってきて、お話をしてください。話が終わったら、石は元の場所に戻します。」
● ガイダンス「話ができるのは石を持っている人だけです。その他の人はただ聴いています。アメリカインディアンが話し合いをする時に使っていたものだそうです。
●  アメリカインディアンが話し合いをする時には、円陣を組んですわり、中央に「トーキング・ストーン」を置いておくのだそうです。そして発言したい人は、その石を取って話しをするのです。石を持っていない人はおしゃべりをせずに、石を持っている人の話を真剣に人の話をじっくり聴くというのがルールです。」
●ガイダンス「どんな話をしてもけっこうです」

「思えば昔から、人間は輪になって座り語り合い生き延びてきたのかもしれません。今こうしてここに生きていることも一つの奇跡です。今から( )分間は、石にまかせた時間です」

===>「話してくださった方、聞いて下さった方ありがとうございました」という感謝の言葉

ダイアローグは日本語では「対話」と訳されていますが、これだと「向かい合ってする会話」という意味となります。しかし、本来は対するイメージの強い、ディスカッションが相手を説得し結論を出すことを目的としているのと異なり、ダイアローグでは意味を探求し共通の理解を得ることを目的としています。
トーキングストーンを回しながら全員がシェアをするときにも活用できます。
ストーンの神秘性が普段はあまり話さないような内容にまでひろげるときもあります。
ちなみに、ターコイズ◎トルコ石はアメリカ・インディアンの神聖なる石とされています。
(参考資料:中野民夫『ワークショップ』)