●1500年代
動詞としてのコーチ(coach)出現。語源は「馬車coach」。
は「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味。
名詞を動詞化したとは、シェイクスピアがあみ出したか?
(詳細は下記)
高級バッグ等のCOACHのデザインも馬車の形。
●1840年代
英国のオックスフォード大学で、受験指導を受けるために雇った個人教師をコーチと呼ぶようになる。
●1880年代
この頃からスポーツ界でも使われる。
ボート競技の指導者から他の競技にも広まり定着。
●1950年代〜1980年代 と曖昧
マネジメントの分野でもコーチングという言葉が使われるようになる。
初出は不明だが、1977年のリーダー訓練法(ゴードン博士)に「コーチする」という言葉がある。
ベトナム戦争後の精神的なケアのために心理学界でもいろいろな手法が編み出される。
(ベトナム戦争:1960年代初頭から1975年4月30日まで、ベトナムで繰り広げられた、南ベトナムと北ベトナムとの武力衝突。戦争の実体は南ベトナムを支援したアメリカと北ベトナムを支援したソ連、中国との政治戦略的な戦争。)
●1992年
アメリカでプロのコーチを養成するCoach Universityが設立。
Universityといっても実在の大学ではなく、つり天狗大学 とかの名称と
同じく、名前だけのもの。
Coach Universityは電話会議システムでのスキルトレーニングを受講を指向。
同じ年にCTI(The Coaches Training Institute)がカリフォルニアに誕生。対面のワークショップ形式でコーチングのスキルトレーニングを提供。
●1997年
日本では これより前、洗脳で社会問題化した自己啓発セミナーのセミナー会社がバブル崩壊とテレビメディアからのバッシングにより、
コーチングやNLPというシステムを商品に取り入れて展開を始める。
コーチ21社がCoach Universityからライセンスを取得。
日本国内でのプロのコーチ養成期間「CTP(コーチ・トレーニング・プログラム)」を始めるが、問題点が指摘されている。
■自己啓発セミナーについてのレポートの充実したサイト
http://www5a.biglobe.ne.jp/~saki-k/
エンロールという勧誘活動までの洗脳と、心理的ゆさぶりがそのために過激に行われるにもかかわらず専門家を配さないで
セミナーが密室で行われているなど。
■業界の問題点としてよく話題になっている点:
├●自己啓発セミナーのブレークスルー手法をやっていたトレーナーが事業主体の古参として、
クライアント重視のコーチングを行っていないこと。
├●電話会議システムのような脆弱な授業内容が高額で販売され、領収書代わりと称されるほどに程度の低いコーチを量産していること。
├●資格を出しているところが、認可担当省庁である文部科学省の外郭団体だとうたっていながら、
ひとの受け入れも、助成金などのやりとりもないこと。外郭団体の定義があいまいなせいもある。
├●程度の低いコーチでも、60万円で資格会社のシステムに乗れば、資格が発行されること。
この場合、資格名はわざわざ、認可省庁からうたい、文部科学省・・・と続けるため
文部科学省の国家資格だと錯誤されていること。(このことに関しては文部科学省から注意がでている)。
├●コーチングという商標が、特定の2名の個人により大量に出されているが、これは標準文字ではなく、デザインとしての登録申請であるにもかかわらず、
コーチングというものの独占化を商標をもって(商標についての、無知をついて)主張して、集金していること。
├●アメリカの母体があまり明確にかたられていない疑問。
├●NPO法人をうたいながら、東京都の認可であるにもかかわらず、各地で事務所をもって活動をしていること。
■コーチングのテーマ:例(20講座)
コーチングとは
コーチングは 心理学・ロジャース理論・リーダー訓練法・介護カウンセリングの一部・ゲシュタルト療法・ヘルピング法・ NLP・経営コンサルタントの問題解決手法・プランニング・ 「ソルーション・フォーカスト・ アプローチ」・EQ
などをベースに したコミュニケーションとプランニングに
伴走者をつけたシステムです。
特に、・ロジャース理論をベースにした形跡のある、ゴードン博士の親業が1977年に発表され、その後インターネット上の仮想大学によってコーチングなるものができた経緯をみると、その親業をコーチングのベースにして、それらのいいところどりのシステムのようです。
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