魔法の質問  
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宮城県が2003年度から、毎月第3日曜に行っているものです。
第26回青少年健全育成みやぎ県民のつどい(平成15年11月4日)でも語られてはいます。
(以下記者発表:「宮城県 ノーテレビデー」 2002.11.12   月1回はテレビを消して家庭のだんらんをと、  宮城県は来年度から、毎月第3日曜を「ノーテレビデー」とする方針を決めた。
テレビのない静かな時間を県民に呼び掛け、親子の会話や読書を促すのが狙い。
都道府県レベルでは初めての取り組みという。
 学校週5日制の導入などを契機に「テレビを消す」という新たな提言を行うことにした。
1週間テレビを見ない「ノーテレビウイーク」
に挑戦してもらう家庭の募集なども計画している。
) 問い合せ先
〒980−8570
  仙台市青葉区本町3−8−1
    宮城県環境生活部青少年課内
● とらいゆ〜すMIYAGI ●
(青少年のための宮城県民会議)
TEL 022-211-2558/FAX 022-211-2392

 でも、知っていましたか?
米国では数百万人規模で一週間テレビを見ない『ターンオフTVウイーク』という活動もありますが、すごく、日本では画期的なことでした。

 おとうさん委員会の調査では認知度はなんと、100人中0でした。ゼロ。  当初は「県は「テレビを見ない日は地域での体験活動とタイアップすることも検討しています。
」とありました。
 県では1967年から第3日曜を「家庭の日」に指定していました。
しかしこれもまた、県民にあまり認知されていませんでした。
現実と仮想現実との区別がつかなくなってきている 子どもたちの日常生活では,テレビ視聴の時間がかなり長く,親子の遊びは少ない様子が見られます。
という問題解消と上段にかまえる以前に、 テレビを消して家族の会話を増やそうということです。
家族の会話が増えて豊かになったという効果があるそうですが、 一番大きいのは、家族ときちんとあいづちなど、相手をきちんと意識して ひびきあう関係が築けるということだと思います。
福岡県のある地域では、幼稚園のPTAと保育園の父母会が協力して、月に1度、20日の日は一切、テレビ・ビデオ・テレビゲームは見ない、やらない。
そして家庭での遊びについて考えようという取り組みとして「ノーテレビデー」
を行いました。
多くの家庭が参加したのですが、「食事の時、家族で会話をするようになった」
「食事の後、手持ち無沙汰で、皆でトランプゲームをした」
「やることがないので、皆で散歩に行った」
など、如何に家族での会話が無くなっていたのかに気が付いた、家庭文化の重要性に気が付かされたと言う感想が多く寄せられたそうです。
 長野県池田町の三つの公立保育園では、2002年から毎月第3日曜を「ノーテレビデー」にし、家庭でテレビを見る時間を見直しています。

 九州のある小学校は2001年度から毎月10日を「ノーテレビデー」とし、この日は一日テレビを見ないよう呼び掛けました。
「目の愛護デー」
の10月10日に試験的に実施したところ保護者から好評だっため月1回にしたといいます。
長崎県でも次のような提言とともに主唱しています。
(長崎県教育庁生涯学習課)  長崎県の提言(おつさん委員会協賛します) わが家の憲法[項目例]
●うそをつかない
  道徳や信念など
●「おはよう」ではじめよう
  あいさつ・声かけ
●みんなでご飯
  食事、本の読み聞かせ、
     家族行事などの団らん
●○曜日はノーテレビデー
  テレビ、ゲーム、携帯電話
   インターネットなどへの接し方
●食事の後には歯みがき
  歯みがき、栄養バランスなど
            健康管理
●無駄づかいはしない
  おこづかいの使い方
●はきものはそろえる
  行いにあらわれる他者への気配り
●風呂掃除は当番制
  清掃などの家事の分担
●9時にはおやすみ
  帰宅時間、就寝時間の時刻設定

■ わが家のココロねっこ度 ■ 

あいさつする 朝晩などにあいさつをしている

話す 子どもと夢を語っている
子どもとその日のことを話している
親が大切にしたい信念を話している
食事のときなど家族だんらんの場をつくっている

しつけをする 親として正しい言葉づかいをしている
バスの席をゆずるなど自分が率先して行う
親子で話し合って家族の約束を決めている
いいことをしたら、ほめている
叱るときは、心にとどく叱り方をしている

子どもと一緒に 誕生日など家族の年中行事を大切にしている
活動する 読書の時間を設けている
キャンプや野遊びなどの自然体験をしている
子どもとボランティア活動をしている

 ある園では,一週間のうちの特定の日をテレビを見ない日として各家庭で決めて,その日は父親にもできるだけ早く仕事を切り上げてもらい,子どもとふれ合ってもらうようにしてみたそうです。
 そうしたところ,多くの家庭で,家族でトランプをする,絵本を見る,じゃんけん遊び・ふれ合い遊びをするなどいろいろ空いた時間を工夫しながら楽しむようになりました。
 「親は、ビデオやテレビを見せることに不安や罪悪寒はあるんです。でも、いざ消したら、間が持たない。
絵本の読み聞かせも30分が限度。
ずっと歌を歌うわけにもいかないでしょう?」
 まずテレビを消し、床や畳の上に座り込み、とりあえず1時間遊び込んでみる。
積み木やままごとセット、台所にあるおたまやしゃもじなどを使い、親自身も子どもになったつもりで遊ぶ。
コップとコップを重ねてカチカチさせたり、積み上げたりするだけでも、乳児は喜ぶ。
幼児にはトランプなどもいい。
 親が楽しく遊び込むと子どもも興味を示す。
遊び方を覚えたら、「できたねー」とほめる。
 「最初は15分で疲れるかもしれないが、続けてみて。
単純な遊びの繰り返しが、子どもとのコミュニケーションを深めることになる。
いとおしい気持ちが強まります」

 という提案もあります。
日本小児科医の提言としては
1:2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
2:授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴はやめましょう。
3:すべてのメディアへ接触する総時間を制限するのが重要です。
1日2時間まで、テレビゲームは1日30分までを目安と考えます。
4:子ども部屋にはテレビ、ビデオを置かないようにしましょう。
5:保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールを作りましょう。

というものが掲げられています。

何となくつけて、何となく見ているテレビを消して
家族と話をしてみませんか?
家族とのふれ合いを深めてはいかがでしょうか。
最初は、何か居心地が悪いのですが、それに耐えていると、いつのまにか みんなで食事をしているうちに、いろんな話ができるものです。
自分のことも話してから聞きましょう。
自分に対する質問
「自分が、だれだれに いつも言えない事は何だろう?」
「自分が死ぬときに、たった1回、だれかに「ありがとう」と言え  るとしたら、だれになにを感謝するだろう?」
「自分のやりたいことを子どもにもわかるように説明するとしたら、どんな 説明になるだろう?」
「自分が最近、ベストを尽くしたことは何だろう?」
「自分が自己紹介をするとき、一番伝えたいことは何だろう?」
「自分が、、本当に達成したいことは何だろう?」
「自分ににパワーを与えてくれる人の5人はだれだろう」
「あなたは愛する人に、何を求めているだろう?」
「自分が、やろうと思っていてまだやっていないことは何だろう?」
「自分がいい事をしたとき、誰に褒めてもらいたいだろう?」
「すでに満たされているものは何だろう?」
「自分は、まわりからどんな風に見られたいだろうか?」
「自分が『今』死んだら、後悔することは何だろう?」
「家族との記念日を、家族の数の2倍の数言えるだろうか?」
「自分の『はじめる日』は、いつだろうか?」
子どもとの質問 「○○が、どうしても欲しいモノはなぁに?」
「○○が、魔法が使えたら、だれにどんな事をしてあげる?」
「○○は、なにがしたい?」
「○○の周りで、ちょっとした変化ってなぁに?」
「○○が、挑戦したい記録とか目標はなぁに?」
「○○が、友だちと話すときの話は、何についての話が多いの?」
「火事になったら、何を持って逃げる?」
「今まで一番心に残っている、○○を認めてくれた言葉はなぁに?」
「○○が、友人へ教える事ができる事は何ですか?」
「○○が、最近感動した出来事は、何?」
「○○は、何にワクワクする?」
「○○が、今まで叱られたことで一番おぼえている事はなぁに?」
「○○にとって、心地よい場所はどこですか?」
「○○が、あったら便利だと思うものは何ですか?
 」
「○○が、もっとも幸せを感じるのはどんな時ですか?」
  「○○の魅力はどこ?」
「○○の自慢したいことは何ですか?」
「○○は、大人になったらどんなことをやりたい?」
「○○の、どんな部分を強くしたい?」
「○○は、どんな時に、うれしい?」
「○○が最近失敗したことは何ですか?」
「○○は、どんな時にやる気を失う?」
「○○が。
毎日続けたいものはなぁに」
「○○のどんなところが好きですか?」
「○○の周りに偶然起こった、いいことはなんですか?」
「○○のやりたくないことは何ですか」
妻との質問 「○○は周りの人を楽しませようと思ったとき、どんなことをする?」
「○○がこだわりたいことは何?」
「○○の周りには、どんなタイプの人を置きたい?」
「男と女で、最も違うって感じるところはどこ?」
「最近、がんばり過ぎてるなぁと思うことは何?」
「○○が始めたいことはなんですか?」
「○○が、久しぶりに会いたい方は誰ですか?」
「○○の周りで、必要のないものは何?」
「今日の○○は、何色の気分?」
「解放されたいのは何から?」
「だれに、どんなインタビューをしてみたい?」
「○○の3原則は何?」
「○○のキャッチフレーズは何?」
「○○を元気にしてくれる言葉は何?」
「○○が言われて嫌だった、何気ない一言は何?」
「○○が愛情をかけて育てたい(作りたい)ものは何?」
「○○へのご褒美を5つっていうと何があるかな?」
「○○の、結婚したときの初心は何?」
「○○が今、恐れていることは何?」
「○○が、まねをしたいと思っている人は誰?」
「○○が愛情をかけて育てたいものは何?」
「今、なくなったら困るものを5つっていったら何?」
「(夫)に対して、ひとつ 要望するとしたら何?」

ちいさいこどもとの質問
あさごはんをちゃんとたべてる?
しんちょう・たいじゅうはどのくらいになった?

いつもどこであそんでるの?
べんきょう、いやじゃないか?
まわりではやっているあそびは?
さいきんよんだほんはなに?

さいきんいたかったことは?
さいきんくさかったことは?
おでかけはすき?
すきなおみせはどこ?
へんなひとをみたことはある?

すきなにおいはなぁに?
たべものはなにがすき?
どうぶつはなにがすき?
どんなおんがくがすき?


だれにあってみたい?
おおきくなったらなになりたい?
おかねもちになったらかいたいものはなに?
ひとしゅるいだけ、すきなだけ、ものをたべてもいいなら、なにをたべつづけていたい?
いま、なんにでもなれるなら、なにになってみたい?
これからいってみたいところはどこ?
こどもでそんしたことは?
こどもでとくしたことは?
かみさまにおいのりするとしたらなにおいのりする?
じまんできることはなぁに?
こわいものはなに?
いじめたことはあるかぁ?
クラスではどんなわるくちをよくいうの?
さいきん、ないたことはある?
さいきんくやしかったことは?
さいきんはずかしかったことは?
きらいなやつの、どこがきらい?
ほめてもらいたいのにほめてもらえなかったことは?
そらをとびたいか?
ふしぎなちからをなにかもってる?
テレビにでたい?
じぶんのなまえはきにいってる?
おとなってたいへんだ…とおもうことはなに?
家族との会話を [ カテゴリ未分類 ] ひとこえかけるって大事。
なにかをする(お台ふきをするとか、ものをよけるとか)ときに、ひとこえ「ごめんねー」とか(「はいよけてっ!」
でなくて)かける。
オーラマーキングという言葉もあるらしい。
一緒に、同じ空間に居るということが大事。
テレビを消すと距離が縮まる。
それが息苦しいなら、ペンションの朝食みたいに歌のないCDをかけよう。
かぜ、ひいてない?
ひとりで食事をさせないこと、大事。
もう、食事が済んでいたら、となりでせめてお茶を飲む。
テレビのチャンネルを渡す。
テレビのチャンネルをかえてあげて、どれ見る?
と聞きあう。
これ?
これ?
って。
おはよー、いってきまーすは きちんと言う。
注意だけを続けない。
ひじついて食事するな、パソコン勝手に使うなー、食べるのが早すぎるー、ドアの鍵しめろー って。
視線そらしをしない。
子どもがつくったものを大事にする。
プレゼントは素直に喜ぶ。
急に大きな音を立てない。
ため息つかない。