2.はじめに
これは、コーチングというシステムを「わかりやすく」、
「実際に使えるように」「安価に」広めます。そうして、カフェでコーヒーを飲めるように、
どこでもコーチングが受けられる環境を作ろうと、32人がはじめたプログラムなのです。
せっかくのコーチングというスキルは今、
一部の自己啓発セミナー系(ブレークスルーというやりかたです)の 会社が、
「わかりにくく、使い物にならない、高価な」コーチングを広めており、
やっかいなことに、そこがある省庁のさも認定資格であるような錯誤をおこさせるような名前で
資格を発行しています。大々的に営業をおこなっているために、2000人が受講しているそうです。受講金額は最初の段階で60万円です。
ところが、授業の内容は脆弱で、領収書代わりの資格と皮肉られるように、資格はあるけれどもスキルがないという「自称コーチ」という不思議なものを多く作り出しているため、
そうした卒業生が広めるコーチングと、本当のコーチングとのギャップがあまりにも激しくなっています。
コーチングという手法(正確には、コーチングは、心理学から経営学までのいいとこどりをしたシステムなので、
その「コンパクト性」と、ここがスキルよりも重要な点なのですがコーチがクライアントの気持ちに「添う」というところ)に魅せられたひとから危惧される現象がおこっているのです。
では、コーチングをはじめましょう。
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