●「all」
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トリプルカラム
分類基準
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◆1. 全か無か思考
ものごとを白か黒のどちらかで考える思考法です。少しでもミスがあれば、完全な失敗と考えてしまいます。
◆2. 一般化のしすぎ
たった1つの良くない出来事があると、世の中すべてこれだ、と考えます。
◆3. 心のフィルター
たった1つの良くないことにこだわり、そればかりくよくよ考え、現実を見る目が暗くなってしまいます。
1滴のインクがコップ全体の水を黒くしてしまうように。
◆4. マイナス化思考
 なぜか良い出来事を無視してしまうので、日々の生活をすべてマイナスのものに見てしまいます。
◆5. 結論の飛躍
 根拠もないのに悲観的な結論を出してしまいます。
 a、心の読みすぎ:ある人があなたに悪く反応したと早合点してしまいます。
 b、先読みの誤り:事態は確実に悪くなる、と決めつけます。
◆6. 拡大解釈(破滅化)と過小評価
  自分の失敗を過大に考え、長所を過小評価します。
 逆に他人の成功を過大に評価し、他人の欠点を見逃します。
(=双眼鏡のトリック)
◆7. 感情的決めつけ
自分の憂うつな感情は現実をリアルに反映している、と考えます。
「こう感じるんだから、それは本当のことだ」と。
◆8. すべき思考
  何かをやろうとする時に「〜すべき」「〜すべきでない」と考えます。
あたかもそうしないと罰でも受けるかのように感じ、罪の意識をもちやすい環境です。
他人にこれを向けると、怒りや葛藤を感じます。
◆9. レッテル貼り
  極端な形の「一般化のしすぎ」です。
ミスを犯した時に、どうミスを犯したかを考える代わりに自分にレッテルを貼ってしまいます。
「自分は落伍者だ」と。
他人が自分の神経を逆なでした時には「あのろくでなし!」というように相手にレッテルを貼ってしまいます。
そのレッテルは感情的で偏見に満ちています。
1◆0. 個人化
  何か良くないことが起こった時、自分に責任がないような場合にも自分のせいにしてしまいます。

ですから、マイナスはそのままマイナスとして受け入れることでよしとなるかもしれませんが、上のように「まてよ、それは悲観じゃないか?」と考える余裕ももってください。

 ちなみに、上記の10の分類基準は次のようにもとらえられます。
◆ハムレットの「デジタル」思考=・・・・・・・・・◆1. 全か無か思考(貴乃花が宮沢リエと破局したときの言葉「嫌いになったから別れます」)
◆ひとつでくじける「もうだめだー」悲劇の思考・・・◆2. 一般化のしすぎ
◆後にひっぱる「どうせどうせ」思考= ・・・・・・・◆3. 心のフィルター
◆いいことは見えない「ぐち」思考=・・・・・・・・・・◆4. マイナス化思考
◆ビクビク「被害妄想」思考=・・・・・・・・・・・・◆5. 結論の飛躍a

◆ハルマゲドン「ノストラダムス」思考=結論の飛躍b
◆うらやましい「自分のあばた、となりの芝生」思考=◆6. 拡大解釈(破滅化)と過小評価
◆耳をふせいだ「思い込み屋」= ・・・・・・・・・◆7. 感情的決めつけ
◆窮屈すぎる「規律者」= ・・・・・・・・・◆8. すべき思考
◆未来は見ない「採点担当官僚」思考= ・・・・・・◆9. レッテル貼り
◆ぶつかられてあやまる「すみません」女=・・・・・◆10. 個人化
 逆なパターンはあります。「あいつ、おれを誘ってる」とかいう馬鹿男いませんか?そばに。自信過剰。。。逆のほうが、今の世の中は加害者で、加害者に有利な社会ですね、、、現代は、、、(←感情的決めつけ)。