CD-ROM の 工夫
└□わかりやすい
■├□.......すごろく方式
■└□.......積み木方式
セールストークに、
「コーチングには130ものスキルがあります」
とたいそうな表現があります。
コーチングは、整理してみるとそんなにむずかしいスキルはありません。
むしろ、スキルを頭で覚えるよりも、実際にやってみることのほうが重要です。
それほど、たいしたものでないものでも、なにか秘密があるようだ、なにか素晴らしいに違いないと思わせる手法はささまざまあります。
これは、「やまでごちゃっと売られているものが、すごくお得に見えるときがあるものの、いざ買ってきてみて家で整理してみると30種類くらいに見えたものが、実は12,3種類しかなかった。」というような
「ごちゃまぜにして、バラエティに見せる手法」が悪用されています。
東京の新橋で、夕刻のサラリーマン相手に、密漁のはまぐりを売るひとの手がこれです。「これを買ってってたら、奥さんおおよろこびだー!」という声に後押しされて買って、そのときは、得したと思っても、家に帰ってみると、ほとんどが小粒なはまぐりというような、ごちゃまぜの欺瞞性なのです。
これは、スキルを販売するほうにとってはいいいのでしょうが、学ぶほうはかえって混乱します。
こうした、整理されていない教授方法では、モザイク的に教えられるので、生徒がどこを習っているのかが、あいまいなまま進んでしまうのです。
善意に解釈すれば、これは、コーチングというものが、心理学や経営学などからいいとこどりをしているために、整合性を欠いている部分や矛盾の解決がされていないため、テキストが不備だったのかもしれません。
先生の中でも、テキストを読んでいないひとの割合が高いというあきれた現実がありました。
いずれ、寄せ集め状態のまま教授されるため、学ぶほうはなおさら整理できないという現象です。
これを改善したのが、このすごろく方式と積み木方式のシステム部分です。
このシステムでは、最初からコーチングのオリジナル性を否定しています。コーチングは「パクリ」なのです。
コミュニケーションスキルとプランニング(問題解決手法)のパクリに、ヘルピング法というカウンセリング手法からパクったらしき「添う」という伴走システムという、3つが
その全てであることを認めるところからスタートしています。
コミュニケーションスキルとプランニングと伴走システムというそれぞれの箱に整理し、さらに、一番大きくパクった形跡のある、トマスゴードン氏の「リーダー訓練法」の原書にあたり、講座のなかの矛盾点を解決していきました。
結果20の講座に組み立て、それぞれの講座を3つの段階に組み立てました。
すごろくをやるように、必要なところだけを順を追って進み、積み木を積むように順に重ねていく。
それだけで、コーチングのスキルは、ぐっと理解しやすくなります。
また50万円もしないよということもわかるだろうと思います。
●すごろく方式
全体のスキルを 20の講座にわけてあります。
●積み木方式
各講座を 3つの段階にわけてあります。
では、コーチングをはじめましょう。
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