察する
 
態度

なりきる

I think
うけうりはダメ
 
発声
 
 

ティーチングスキル

■表面的なとらえ方
●発声

■知的なとらえ方
●なりきる
●態度
●うけうりはダメ

■スピリット的なとらえ方
●察する


■知的なとらえ方
●なりきる

なりきる。ペルソナです。
 演説中の立候補者、宗教家などの職業になりきることで、その場に一番ふさわしい判断や行動ができたりします。
 一方で、なりきることはうそつきかもしれません、じぶんでないひとのふりということがあります。しかし、自分のなりたい理想のだれかがティーチングするところをイメージすることは、隠されたあなたであるかもしれません。そのためには、本心から好きなティーチャー像をもたないといけないかもしれません。あなた自身がどうやりたいかのイメージをハッキリと持つことが大事です。
なりきることで、あなたのティーチングのつぼみがひとつ咲くかもしれません。

 なりきるために、理想のひとを観察しましょう。
 あるひとは、ティーチングの時に自分が口先で言っている感じがしていました。それから、あるひとをイメージして話して見ると、話しが頭からではなく、オウカク膜のあたりの胸から両手で押し出すように前に話すことが見えてきました。


●態度

 ティーチングのときには、なるべく理論ではなく、具体例で話します。そのほうが、聞くひとがイメージしやすく、記憶にとどめておけるからです。  それを熟知していたのが、イエスでした。新訳聖書にはたとえ話しが満載しています。
 一方、お経は、たとえではなく理論ですがなぜみんながありがたがるのでしょうか?。  お坊さんの木魚と鐘っていうのは、冷静になって見ているとなんか異様な光景です。生と死の成り立ちなどをお経は伝えていたりしても、聞いているひとは、その貴重な教えをほとんど理解していません。授業についていけない学生が受けている、英語の授業、漢文の授業みたいなものです。頭の上を流れる「ごんにょーらいぼー」とか謎の言葉は意味がわからなく、足のしびれを感じながら「耐える」のが供養なのでしょうか?おそらく、死んだ本人も、お経の内容を理解出来ないのではないでしょうか?チベットの死者の書のように、死者のために、これから死後の世界でおこることを伝えるという発想では無いようです。
 そんななかで、お坊さんの木魚を鳴らして、鐘をときおり鳴らし、袈裟を着て、あたまがつるりんという、仏教というシステム。
 見えてくるのは、内容だけが価値のすべてでは無いということです。  芸能人の間でよくかわされる言葉です。「空気、読めよ」というのがあります。
 笑顔がいいからとって、深刻な気持ちでいるクライアントにとって笑顔は邪魔です。これは、ペーシングのところにありますが、こころのペースがクライアントとずれているのです。空気が読めない状況です。
 生き残っている芸能人は、いろんなキャラクターではいますが、態度の悪いひとはいません。真摯な態度で笑いを作っています。
 内容は当然必要ですが、服装などの外見以前に大事なのが「態度」なのです。
 真摯な態度の上には、まじめな表情でもお笑いでも乗せることができます。
 ふざけた態度は「ふざけあう」という環境以外では減点です。
 コーチは真摯な態度を基本にして、クライアントに合わせていくことが重要です。


●うけうりはダメ

 自分の言うことにゆるぎない確信を持てているでしょうか?目指すものをはっきりともつことです、持たない人はみせかけです。
口説くということは相手に対しての正直な気持ちを口に出すことです。テクニックよりも伝えたいなにかがあるかです。ひとは感動しないと動きません。理論では動かない、感情の動物です。
自分なりの意見をいれ、話しの順序を整理し、やさしい言葉にかきかえ、内容をわかりやすくできれば合格です。内容をわかりやすくというのは抽象的ではなく具体的ということです。

 いちばん、いいのは体験からでたことです。体験がすべての背骨になります。ですから、なるべく伝えたいことについて体験のチャンスがあるならば体験したほうがいいようです。なにか、つっこまれたときにも、予期しない質問がでてきても、体験がベースにあると、体が答えを教えてくれます。

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