■知的なとらえ方
●ひとにあう
ひとの集まるところにチャンスがあります。
商売の上手な華僑は手帳をもっていて、そこに人脈がこまかく書かれています。なにかをしたいときには、その手帳を見て、かたわらの携帯電話でかけるというのが彼らのビジネススタイルだというひともいます。
顔を知られることです。ひとは多少自分がすぐれていると思うからチャンスをくれ、助けてくれるものです。
◆機会はひとが持ってきてくれます。
数ではありませんが、多くのひとと会うことで、その機会は増えます。
ひとの集まるところに機会はあります。具体的に協力してほしいメニューを教えていれば、世の中には助けてくれるひともたくさんいるはずです。いまさらですが、かけひきや警戒心のない本音でつきあわないといけません。「お願い」がきちんと言えるということは、ひとの大事な能力です。してほしいことを「してください」と頼んでみましょう。
(やめてほしいことは「やめてください」と頼みましょう)
なにを望んでいるかわからないと、助けたくても助けようがありませんから、意識的にアピールしないといけません。
自分でなにを望んでいるかわかっていれば、それが目の前をすぎたときにつかまえられます。わかっていないと、タイミングをのがします。
※ひととの距離感のとりかたの不慣れさは、相手の反応をきちんと見ていれば、きちんととれるようになります。
※矛盾するようですが、ひととの人脈をひろげよう、つくろうとすることが、ストレスになる場合は、ひとそれぞれ自分にあったつきあいのしかたをするべきだと思います。人脈の多い人とつきあうという方法もあります。そのつながり、そのつながり、そのつながりと広がっていきます。表向きかもしれませんが、主婦のつながりは強いです。
たくさんの人脈をひろげなくちゃではなく、人脈をひろげることはいまなぜ必要なのかをふりかえってみてください。
無理に、無目的にひろげることはないと思います。
人脈には年賀状を使うと便利です。へんな例ですが、お葬式できとくのときに知らせる人、葬式のときに着て欲しい人、挨拶状だけ出してほしいひとと分けるというやりかたが、テレビで紹介されていました。
◆交流会を主催しましょう。
交流会付のセミナーを企画すると、半数はどこかの社長や代表です。こういったひとたちに、共通しているのは「こういう情報交換の場をもちたい」です。バブルのときは、課長クラスまでその意識があって、早朝の異業種交流会が盛んでした。ひとと交流したいならば、交流会に参加するだけでなく、交流会を主催したほうが、深い交流がもてます。
また、起業といった場合に、必要なスキルのなかには、ひと前で自分の意見を話す、というスキルは重要です。そういった意味で、交流会参加メンバーの前で10分程度のスピーチをおこなうというプログラムがあるものがうけがいいようです。
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