コーチング補講

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■ネガティブなクライアントに対してのセッション

■子育てコーチング

■「子供を非行化させる10箇条」


■ネガティブなクライナントに対してのセッション

●ポジティブとセットで
 ポジティブに「いいことさがし」から入ります。 
 また、プランニングも、過去1週間からはいり、段階を追って、過去1ヶ月というように長いスパンも考えれるようにしていきます。
 キャリアカウンセラー的に、「自分を知る」だけをおこなわないことにしたほうがいいことがあります。
 ポジティブなプランニングと組み合わせてセットでおこないます。

 なぜか。
自分をみつめた状態だと、もしかすると、マイナスなところに気付いてしまって、そこから「どんなポジティブな先があるかが見通せなくなるときがある」からです。
 たとえば子育てコーチングを例にします。
 過去の自分の育てられ方を振り返ることは大事ですが、そこに気付く、たとえば、殴られて育った→もしかすると、自分もそうやってしまうかも→つい、殴った→あたしって、だめだめだめだ。と。
悪いところに気付くだけだと、子育て中のおかあさんにとってはかなりきついことになりかねないということです。

●ポジティブという「負担」よりも安心感を与える。
 マイナスから抜けれなくなっている場合、いくらポジティブなことを見ても、それは上塗りになってしまうかもしれません。そうすると、ポジティブなことが逆に負担になります。
「そんなことないよ」の安心感が必要です。
「100%の愛だけがよいのではなく、10%の愛にも価値がある」ととらえれなくなっているなど、柔軟になれなくなっている場合もあります。
 いちばんに「安心感」。だめな現実、つらいことに対して「そんなことないよ」の安心感を持ってもらうことを1回目の目標にしたいと思います。

●安心感を与えるときの注意
 ただ、その場合、「大丈夫私は見ているから」、とともに、「私だけじゃないからね」ということも伝え、依存をまねかないことも必要です。

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