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コーチングの歴史というと、
アメリカで開発されたように語られていますが、
実際には別に真新しいスキルというものではなく、
心理学や経営学などからいいところを寄せ集めたものというのが実際のなりたちです。

また、ロジャースの傾聴の理論をベースにしていますし、
前半(コミュニケーション部)ではマイク・マクラナスの「親業」や「リーダー訓練法」を、
後半(問題解決手法部分)ではほとんどNLPというシステムを真似たのではと言われてさえいます。

真新しくないということは、昔から類似した考えがあるということで、
コーチングの基本は茶道などの「○○道」の中でも伝えられています。

日本にも次のような書籍が昭和初期に存在しています。
「指導者の心理学」
これは、ほとんどコーチングそのままです。


また、心理学の部分で、「答えはクライアントにある」という考えも
「北風と太陽」のなかにも、
「自らのやりたい気持ちが行動の原理である」ということが描かれています。

コーチングをいったん学んだひとは2つの流れを持ちます。
つまり、オリジナルに近づくということでしょうが、NLP
コーチングをいったん学んだひとが流れるのがVOICE社の「ソース」あるいは
「宝地図」といったものです。
このソース自体はそれほどではありませんが、これを運営しているヴォイスはスピリッチュアルな動きもしているため、最初はパワーストーン?ソウルメイト?と引いてしまうかもしれないのですが(粟野は「アガステアの葉」のPRちらしが届いたときに、ひきました)、内容は悪くありません。
とくに、ソースのセミナーをで聞きながら体験していくキットはなかなか良くできていました。
ただ、考えだけはすでに雇用促進センターで開発して検証済みだったため仙台コーチング協会にとっての真新しいものはありませんでしたが、このように音声ガイドによるワークというキットを協会ではまだ作っていませんので、
けっこう推薦してますから、そこから売れているはずです。
これはうちのものです→
人間はエスパーではありませんから、気持ちを超能力では読めません。
しかし、カーネギーによって、この心理というものがまとめられています。
これは、
ご存知のとおり、NLPやさまざまな啓発系のものに参考にされひきつがぱくられつづけています。
コーチングは  コミュニケーション部分は60%を親業(あるいは リーダー訓練法)       =ロジャース理論(傾聴のスキル) プランニングは 問題解決手法のベーシックなもの。 全体に渡って、似ている?のがNLPで、 コーチ**の**さんの初期の本はほとんどNLPです。 で、問題なのは、本来は対極にある洗脳系の自己啓発セミナーのトレーナーの存在があり、これが、コーチングがあやしいタイプのMLM、マルチ商法にもとりいれられる結果になっています。 本来、きちんと目標をさだめるところを丁寧に組み立てれば、あやしいマルチ商法にとりこまれるようなものでは ないはずなのです。 もうね、志がちがうんですよ。  簡単に言えば、もともとのモラルの無さが、 コーチングの悪用を許すというところがあるのです。


こうしたコミュニケーションについて参考になるのは茶道だと思っていますが、ご推察のとおり、日本にもこのような古書が存在し、いろいろ「社交」のノウハウを伝えたものが存在しています。
近著では、リチャード・カールソンの「小さいことにくよくよするな!」は良書です。

若い人向けにはこんなものもあります。「ココロをつかむケータイメール」
ひととひととのつながりによって新しいものが生まれます。



コーチングを販売している会社は、社会的に問題視された「自己啓発セミナー」を
販売していた会社が、マスコミからのバッシングとバブル崩壊による社会構造の変化から活路をみいだすためにアメリカからのお墨付きを買った?ものが存在し、その経緯から古参はコーチングではなく、問題のある自己啓発セミナーのワークをおこなうもの、価値観がコーチングではなく、自己啓発セミナーなど、実はさまざまな問題をかかえています。

リーダーシップについてはよく語られていますが、
基本となるのはダイナミックな慈愛、つまり「如心」です。

カーネギーもまとめ、
またあとで話します ゴードン博士も
リーダー訓練法のなかでこうした考えを述べています。
「コーチング」という言葉を初出させたのは
ゴードン博士かもしれません。リーダー訓練法は現在再版されていないようです。


問題解決手法については、経営学のところで、
詳しく述べられていますので、
「問題解決手法」というキーワードで検索してみて下さい。
おもしろいことに、世の占いというのが
同じように、目標、現状、差という三点をとらえて、プランしていくという
手法をとっています。

コーチングの場合(正確に言えば、その手の成功法則の部類のシステムの場合は)
宣言する(書き出す、唱和する、目に付くところにビジュアルに掲げる、
 )
こと
より具体的にイメージできるようにリアルに思い浮かべる(その1日など、その光景など)
方向性を意識して日々を送るという基本スタイルがあります。
(これは、下のほうに 大事なのは、
5つとして書いておきます)



ほとんどコーチングの本

ひととしてのありかたの本も日本にはたくさんありましたが、そのなかでも、
コーチングの具体的な処方箋として、ひとに対して、また、現在与えられている資源に関して
ありがとうを言う(感謝の意味をもって大事に使う)ことが成功を導くというコーチングの考え
に対になって、なぜこのおれさまが頭をさげて「ありがとう」を言わねばならぬのだ、というところを
解決しようとするのが、このような 自分をへりくだること=自分を下げることではない という
ことを説いたものです。
これは現代においては、「斎藤ひとり」さんの書籍などにも描かれていますし、
古くは貝原益軒や天明、など 世の道を説いたひとの本が
今だに読まれています。
これは「天保銭主義」というものを説いた本です。




自分について
インナーチャイルドの手法によってもいいのだけど、

小山シーナさんの本。
生育暦からそのひとの 価値観を捉えていくところがいいです。




ハコミセラピーをベースにしています。
ハコミセラピーとは、「ハコミセラピー」
Ron Kurtz, ロン クルツ訳者 のあとがきによれば、

「ロジャースのカウンセリング、ジェンドリンのフォーカシング、パールズのゲシュタルト療法、

ローエンのバイオエナジェティックス、神経言語プログラミングなどの心理療法を、東洋思想

(特にタオイズム、仏教)や一般システム論の基本的世界観、人間観に基づいて統合することによって生まれた、

アメリカで最も新しい心理療法の一つです」

とある。


ハコミセラピーを体系的に学ぼうという人には、星和書店刊の『ハコミセラピー』がよい。





※関連:

※グレゴリー・ベイトソン:Gregory Bateson

「精神と自然―生きた世界の認識論 」

※マイケル・ポランニーの「個人的知識」「知と存在」

※サイバネティクス「サイバネティクスの政治理論 」:開祖として知られるノーバート・ウィナー
コミュニケーションについて
サイマル出版のもの
サイマル出版のものでほとんど同じ体裁のリーダー訓練法「LET」がありましたが
現在は海外版のみ
親業は、大和書房から再版されています。

コーチングは親業とどこがちがうかというと、
コミュニケーションというところではほとんどが同じです。

もっと正確に言うと、
傾聴のスキルとアイメッセージ
という核がそのままだし、ここがコーチングの
コミュニケーションの60%を占めます。

ちがいは、ちがいではなくバグです。
コーチングがパクったために起こしているバグで
つまり、助言をいつするかの定義、助言をいつするかのハードルの高さがコーチングでは曖昧になっています。
つまり、ちがいではなく、パクリそこね です。

仙台コーチング協会では、指示的なもののほうがいい場合(緊急時等)を理解したうえで、親業=PET(というよりも、親業をベースにした、同じプログラム者ゴードン博士によるリーダー訓練法=LET)の助言スタンスをとっています。



で、親業には問題解決手法のところはありません。

SWOT分析や、ガントチャートくらいかけないで、
プランニングが立てられるほど世間は甘くありません。
ここで
大事なのは、
5つ
 腹をくくれる本音の目標にするということ
 目標に期限をつけること
 行動計画をつくること(最低でも車輪とスォット分析ガントチャート)
 評価システムをつくること(再チェック)
 ポジティブでいること(けしつぶみたいになっても、希望を捨てないこと)
    (=踏み出すことも含む)

です。
 このポジティブでいること
のために、宝地図などの目標のビジュアル化やいわゆる潜在意識化

というものが出てきます(マーフィーの法則など)。




応用範囲はビジネスから家庭まで,人間関係や、なにかを成功させたいと思っているひとには
必要なスキルです。