ひとは欠点ゆえに愛される

理想の人をイメージしましょう
マナーの悪さは長い間にわたってむしばむ

カラー

表情:態度
表情:笑顔
発声
清潔
■BOOK COACH

「第一印象をよくする」
■表面的なとらえ方
●発声
●表情
 ◆笑顔
 ◆はじめとおわりの挨拶
●清潔
 ◆髪や靴

■知的なとらえ方
●カラー
●服
 ◆判断する服装
 ◆覆う服装
●態度
 ◆好意の返報性
 ◆いやなひと

■スピリット的なとらえ方
●理想のイメージ
●欠点
●マナー

■BOOK COACH


■知的なとらえ方
●表情:態度

◆好意の返報性

 表情:好意の返報性というのがあります。
 「お互いに相手に向ける好意は同じくらいのバランスになる」のです。さらに、ひとは最初の30秒くらいで相手をあたたかいひとかつめたいひとかを判断してしまいます。ですから、最初の30秒間相手に好意を持つと相手も好意的になるわけです。

 態度:外見プラス態度が0なら、その人の魅力は0に見られます。
 相手がなにかをしていたら、手伝うということも、簡単な「態度」になります。

◆良い表情・態度は自分からはじめましょう。

 どこかの寺の弁天様は見る人によって顔が変わるそうです。ひとづきあいは「鏡」です。だれかをこういうひとだと判断するとき、それは「あなたの」**さんでしかありません。ひとは、相手によって対応を変えもします。ちょっと感じにくいのだったら、その相手になったつもりで、そのひとからあなたを見て見てください。どう感じているでしょうか?あなたのことをどう思っているでしょう?
 根気がいる場面もありますが、自分の出方で相手は変わります。自分のしてほしいことをひとにしてやりましょう。先ず(まず)、愛しましょう。「お互いに相手に向ける好意は同じくらいのバランスになる」うえに、ひとは相手より優位に立ちたいというものがあるから、自分からはじめた方がいいのです。
これは言い古されていますが、実行されていません。明るい声・笑顔をはじめましょう。他人やパートナーを変えることはできませんが、自分の今の行動は変えることができます。

 しかし、世の中にはあわないひと、どうしても好きになれないひとというのが存在します。
 悪い面を指摘されると相手の見るように悪くなっていく傾向もあります。
 これはEQのところででてきますが、もともとひとつだったということを知るのが愛という考えも、もしかすると世界では3つにわかれて、あのひとは別なグループのひとなんじゃないかなぁと思ってしまうくらいに合わないということもあると思います。
 でも、お互いに親しい共通の友達が存在とかしますから、結果はやっぱり「あなたのとらえた**さん」ということなのだとは思います。

 でも、そのひととつきあうことで、自分がかえってマイナスな気分になるのであれば、それはわざわざそういう道はとおらないで、全人類の最後から2番目、3番目くらいにわかりあえるということでよいと思います。つきあいかたも無限大にあるわけですから、にこやかに笑いあうだけが関わりでもありません。うまくつきあえない自分を責めることのほうがマイナスだと思います。

※ほめるといったセッションなんかでも、いまさら恥ずかしくてということでやってくれないひともいます。「ひとは鏡」というのもわかってもやってくれません。「ご主人が脳血栓で死にかけて、それがきっかけで夫婦の関係が変わった話」がでても、そうじゃない夫婦の実話、死にかけたときに直って(しまって)「あのときあなたが死んでくれたほうがあんたも幸せだったし、あたしも幸せだった」と言っている夫婦がいるという話しが出してきます。まるで婦人公論みたいに不幸の連続話しができてしまうのです。ある意味、愛されたいと求める心があるということでもあります。心理的には、それだけ「その物事に対する執着や願望が強い」と判断されます。裏を返すと相手を愛しているからだというんのですが…(→ここは次項の「いやな人」に)
 「そのときは感動して涙ものでしたけれど家に帰ると「現実はちがうのよ」「女は現実的なのよ」と言う『ひめゆりの塔展』」みたいな人より正直なのですが。
ちょっとでもまだ好きだという思いがあるなら、変えようとしてみましょう。「いまさら」と思うなら、昔のことは忘れてしまいましょう。「いま」いるのは「今」ですから。
 また、そのぬるいお風呂に入りつづけるのならば、そのお湯を適温にわかしたほうが、温めたほうが、風邪をひかなくてすむと思います。時計にシールで目印をつけて、それに気がつくたびに笑うとか、そんなことだけで幸運は訪れます。「水」を見るたびに「ありがとう」と口にするというのもあります。 

 ひとはちがうということを知り、(これはほめるとかのところになりますが→)さまざまなコミュニケーションスキルをやってみると、ひとそれぞれとはいえ「効果がある」というのはほんとです。ですが、やらなければ変わりません。ひとは笑顔を向けられると、笑顔で応えざるえなくなるものです。タイミングがあるかもしれませんが、そのタイミングは多いものです。
 行動を通してストンと胸に落ちるので、あるときに突然前のことがわかったりするので、婦人公論的にネガティブになってふみだせないのもそれはそれでいいとも思います。時期というのは、クライアントそれぞれだと思います。こちらのコンデションが整っていないならば、無理につきあって、そのことで気持ちを暗くする必要はないと思います。
 鏡には素敵な自分がいつも映っているようにする時期があってもいいと思います。

続く

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