■表面的なとらえ方
●ほめ言葉はいろいろ
日本人は欠点をあげることは得意ですが、長所はあげるのが下手です。(←「ほめる」と「承認」)
ほめことばしりとり、悪口しりとりをしてみましょう。
通信表にほめ言葉はたくさんあります。明るい、快活な、思慮深い、独創的、礼儀正しい、機転がきく・・・・etc
ほめる視点を多くもつということは、いろいろな視点をもつということです。
ひとのほめないところをほめましょう。美人に美人というとばかにされます。今まで誉められていないことをさがしましょう。
2面性をつく(きれいなだけじゃないことをアピール)とか、美人なりの強い不安を抱いていることろを見抜いてほめます。つんとしているように見えるなら、笑った時に「その笑顔親しみやすいって感じだね」とか。
●いいと思ったらほめること
ほめるというのは人間として扱うということです。いいと思ったら、言葉にして出すことが大事です。日本人はくせになってないので、意識してやらないといけません。
最初「は」うそでもいいから、ほめることです。相手がほめかえしてくれなくっても、関係無く、ほめることをしてみましょう。
着ている服、仕事の内容に関すること、その人のエネルギシュなところ、持ちもの、センス、苦労してやりとげたことなど視点をいろいろさがしてみましょう。
悪口も、ほめことばもおいのりと同じです、「このひとが****になりますように」と一生懸命お祈りしているのです。
恋人でも、別れる段になってから、別れる時になって、相手の過ぎてしまったことをくちぎたなくののしるというのがありますが、「その時言えよ!」です。
◆ほめすぎてもいけない
逆に、ほめてはだめなこともありますから、あげておきます。体重に関すること(やせてもです)、むずかしい局面からなんとか抜け出したこと、失うものを本人がこころひそかに恐れているもの(浮気なカレシとか)、煙草のこと(いろいろな価値観があります)、誰かをやっつけたこと。
竹下首相のほめ殺しというのもありました。
「芸能人に似てるね」はほめ言葉にならないこともあります。本人が嫌いなタレントということもあります。
●人からはよく言われたい自分を知る
相手の立場だったらどう感じるかを考えて見ましょう。
●ありがとうが味方を増やします
◆クライアントと心の橋をかけるため。
(心の橋:これを『ラ・ポール』といいます。なんでフランス語?)
「ひとは自分を愛してくれるひとが好きです」
これは、まだ下心モードかもしれません。クライアントの心を操作してなにか(ラポール)を得ようとしています。ある意味安っぽい下心です。
ほほえみの倍返しをしましょう。
本当は、ほめられたほうは「ありがとう」「でもあなただって**ですよ」とやってほしいものです。
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