ガイダンス
■コーチングとは?
●アメリカ式コーチング
コーチングと言うのはアメリカの手法です。「夢→かなう」というシステムが入り込んでいるところがいかにもアメリカです。みんなでなるべくわけあって質の向上をしていくというヨーロッパのスタイルではなく、アンフェア(※)な弱肉強食のアメリカのスタイルです。
昔は水道の水をごくごく飲めたのに、今は家庭に1台浄水器。アメリカ並みになれたのではなく、アメリカみたいに病んできたのです。環境や危険な食などで癌患者が増えれば、癌の専門医が多く必要になってきます。現代は、コーチングが必要とされています。このシステムはこれからの時代もっともっと必要になります。それは、確実だと思います。
カウンセリングに代表されるような、人間のマイナスな部分、くじける部分など、弱みをはける場所ができるということはいいことだと思います。さみしい自分、孤独、ひとり、ダメ、なにもない、勝てない、つらい、暗い、疲れた、休みたい、動きたくない、寝ていたい、それも自分です。みんながみんな前向きになれるわけじゃない。でも、悲しいとか、苦しいとか、そんなためだけにこの世に生まれてきたのではないと思います。重い荷物は、ささえあうことができます。
江戸研究家の杉浦日向子さんならば、「江戸時代はそんなプランニングなんてことがなくてもひとびとは豊かで、家族が平和に暮らしていくという夢がかなっていた」と言うでしょう。それが江戸に「宵越しの金は持たない」という言葉に残って、宵越しの金がなくても安心できた社会だったと、現代を嘆きそうな気さえします。
※ アンフェアなといったのは、日本の弱肉強食はアメリカよりも、トランプの「大貧民」のように、貧民は毎回ゲームのスタートにいいカードを富者に献上し、なかなか貧乏から抜け出せない、アンフェア度が高いシステムだからです。 東大の入学者の家の平均年収は1000万円以上というのはたしかNHKの調べでした。
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