■知的なとらえ方
●ハグ
ハグは抱くです。泣いているとき、悲しいとき、うれしいとき、外国にはハグがあります。ハグのなかでは、安心して泣くことができます。泣いたあとはすっきりします。氷を溶かすように、冷たいものが無くなって行きます。
◆外国にはハグがあります。
日本にも、もうちょっと、路チューだけでなくて(路上のキス)、ハグを友達とかでもできるといいと思いますよ。「ひさしぶりーーー」ってときじゃなくって、もっと、「わーん」って落ちたときにも、ハグしましょう。
考えて見れば、乳幼児の時期には、諸外国よりも身体接触が多いのがかつての日本でしたが、現在の日本では、身体接触を低次元とみるところがあります。日本には「おんぶにだっこ」という言葉が、過保護の意味で使われてもいます。
◆ハグは女性のもの?
涙とおなじく、女、子どものものという考えがあり、男はそれをゆるされない構図があります。戦時中のポスターには、男が子どもを抱く構図はあまり描かれませんでした。男は戦うものだから、涙や身体接触は恥とされました。まだそれをひきずっているのかもしれません。
◆ハグには不思議な力があります。
アニマルセラピーなども参考になります。
カナダの病院では入院患者に熊のぬいぐるみをプレゼントします。
コンパニオンアニマルがなぜひとを休ませると思いますか?なぜ、心が安定するのでしょう?
抱きしめるのも、抱きしめられるのも気持ちがいいものです。温かくて、素敵なものです。好きな人に抱かれると、すごくいいです。そのまま寝てしまうともっと気持ちがいいものです。
◆ハグはひとが必要とされていることを再認識できるものでもあります。
誰かにとって、重要なひとであることを感じることができます。
ひとに、社会に、経済に、愛されていることが体感できないから、この世の中は苦しいのです。
休ませるだけでなく、元気にもしてくれます。
◆ハグしてみましょう。
背中をさすりあってみましょう。愛情をもってさすってみましょう。
人肌、手のマッサージ、体をさする、フットマッサージをしてもらいましょう。
※足の裏には湧泉と失眠という眠れるつぼがあります。
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