いろんな箱を研究する
 
探究心

目標を持って整理する

捨てる
より具体的にしていく
話しを整理の箱にいれる
話にラベルをつける
■COACH'S TALK

チャンクダウン・チャンクアップ

■分類する+要約する
■分類する
■要約する

■表面的なとらえ方
●話しを整理の箱にいれる
●より具体的にしていく:チャンクダウン;ばらす
●話にラベルをつける
 :チャンクアップ、まとめる

■知的なとらえ方
●目標を持って整理する
●探究心
●捨てる

■スピリット的なとらえ方
●いろんな箱を研究する
 No.1
 No.2

■KJ法、QC法

■COACH'S TALK


■スピリット的なとらえ方
●いろんな箱を研究する

■コーチは、あらかじめ代替の箱を持っている

 タロットカードというとけげんな感じがすると思うので、一応解説だけしておきます。一番使われている占いかたでみると、カードの位置にそれぞれ過去、現状、未来、対策、周囲、願望、最終結果などと意味を与えています。不思議な能力の話しはおいて話しをすると、場面場面に整理してクライアント(占い客)との対話を通じて、問題や原因を明確にしていくのだという面があるということです。
 「タロットカード」というのは一例ですが、世の中のほとんどの占いの手法は、占われるひとが問題を整理できるように、また、どんな悩みのジャンルでも占えるようにと、問題整理の箱が決められています。過去、現状というようにです。

 クライアントが抱えている様々な課題を整理したり、大きなチャンクとして存在している問題点を小さな単位に砕く手法が占いにもあるのですね。

◆箱を用意

・話しを整理するための箱を用意する
 これは、占いでも同じように使っています。たとえば、陰陽五行では5つに分けてそれぞれの特性というか特徴をもたせた箱があります。タロットカードでもセフィストという生命の木と表現するものごとの相関図があり、そこにいろんなことをあてはめています。占うときのカードの並べかたを見ても、ものごとを整理していくような構図になっています。
 そうした箱を、あつかう問題によっていろいろ用意しておいて 整理してバランスをとっていくことが大事だと思います。

・ここで、その箱を誰が考えるかということがあります。
「**はどう?」とライトをあてながら聞いていくコーチの手法はコーチがどれだけ多彩な箱を知っているかの証明です。今クライアントの問題に適した箱はどれなのか?の判断能力も問われます。
 コーチの出してきた質問という箱にクライアントが答えをいれていけばいいのです。

 たとえば、クラインアントが事業を始めようとするときに「それを買うのはたとえばどういう人ですか?女性?男性?年齢は?どんなライフスタイルのひとですか?」という質問をします。その質問に
「すみません、そこまで考えていませんでした」
となると、店づくりなり、広告の方法も、でたとこ勝負状態だったということになります。
 広告の媒体を主婦によく読まれているものに出すのかビジネスマン向けに地下鉄のつり広告にするかなどまで詰められないということが見えてくるわけです。(広告ひとつにしても、ポスター、カタログ、パンフレット、屋外広告、展示会、実演会、新聞広告、新聞折り込み、ラジオ、テレビ、雑誌、店内装飾、POP,販売技術(すべての接客場所でやっているコミュニケーションなどです)、共同広告などいろいろありますよ。)

 有能なコーチでしたら、その適切な最低限必要な箱を出してきて、そこに吐き出させることができます。無能なコーチは、たーだモザイク的に話しを聞いて、けっきょく事業であれば事業をはじめたもののうまくいかなくて、ふたりでうんうんうなるだけということになります。

 よりよい箱たち、それはチェックシートでもいいのですが、いい箱チームを構成できないとコーチはつとまりません。

 もちろん、クライアントにも箱みつけ、箱づくりも最初の段階でさせるんですが。
 こうした箱のなかに、クライアントの話しを整理していれていく。その箱に名前がなければ、その中味がわかるようなタイトルをつける。これが、チャンクアップになります。

続く

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