■スピリット的なとらえ方
●与えたものが相手にどんな利益を
もたらすかを考えます。
かけがえのなさの重さは同じです。
ていねいな思いです。相手にとって一番大事なものというのを大切にしていなければいけません。
●寛大さは伝染します
人間を大きくします。
よくばり、おこりんぼう、といっしょにいたいひとはすくないようです。
寛容で共感心がもてるかが、コーチングの基本だと思います。それも、忍耐という基礎が必要です。調子がいいときだけの寛容しか示せないならば、定期的なコーチングはできません。
寛大さは、技術でなくて、「瞳感覚」です。
瞳は正直で、うれしかったら瞳は開く。本心がどうあるかです。
一番コーチに大事なところでありながら、不十分に表面的なスキルを頭だけでおぼえてコーチを開業しているひとがいます。現在コーチングの資格は高額なので、気持ちはわかりますが。
●困っているひとを助けると勇気がでます
苦しいときに助けてくれたほうがうれしいとかそういうのじゃなく、人を幸せにするひとがしあわせになれるということです。今なにが自分にできるかを考えましょう。ひととどう関わるかです。
まずは、身近なひとのためにできることを書き出してみてください。なにをしたらいいかわからない?ならば、尋ねればいいのです。
まずは、簡単にできること、友達にちょっとしたプレゼントを贈ってみましょう。喜ばれる姿をみることで、力をもらえます。
なにかはじめるときは、いいこともたくさんして「幸せ」「徳」ってのをたくさん貯えておきましょうね。それに、陰徳、陽徳という見方もあります。ひとしれずに積むのが陰徳。人に知られてしまうと陽徳。つまり、有名になっちゃうと積んだ徳がとりあえず使われたと見るんですね。
出し惜しみをするひとにはいいことがおこらないと言われるのはそういうこともあるかもしれません。
コンピュータもいいですが、たまには手書きで手紙を書くとか、電話もいいけど会って話すとか、生身の人間としての気持ちを投げ会える環境を大事にしましょう。手紙は信頼感をも呼びます。
※ストレスをなくす方法:笑い、ユーモア、からだ、1/f、リラックス、勝ち負けのないスポーツ
■人格
ひとは性格という箱の中に3段重ねで下から「思い(夢、やる気やバイタリティ、思いやり)」「信念」「人生観」を持っています。その3つはそれぞれが、思い=>信念=>人生観のベースになっています。その3つを詰め、箱のふたがかぶせられ、外からは見えなくなります。「態度」という包装紙で包まれます。さらに、「行動」というのしがかけられます。そしてこの全体に「人格」という名前がつけられます。
人格は表にある「行動」と「態度」で判断されます。

*本当は人格はパーソナリティつまり個性の訳なのですが、日本では道徳的な意味あいがありますね。
「性格」は長い間につくりあげられますが、「行動」は変えることができます。「態度」は演じることができます。「性格」の材質は「気質」ですが、これはなかなか直りません。
ジョハリの窓に自分の性格をひとにおしえてもらって書き込んでいきましょう。
理想の人物像を描いて見ましょう。
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