ガイダンス
■コーチングとは?
●コーチと経営コンサルタントとカウンセラー
経営コンサルタントは扱う問題がビジネスに限ります。答えをコンサルタントが提示します。コンサルタントが問題を発見し、その改善の方向を指導します。
コーチングは扱う問題はビジネスからプライベートまで広いです。答えはクライアントが持っています。コミュニケーションを重ね、クライアント自身の自律性を尊重しながら、クライアント自ら踏み出してもらいます。
*2001年の中小企業診断士の資格試験から「助言理論」というカウンセラーの知識が盛り込まれています。
カウンセリングとコーチングはまったく別なものではなく、どちらもクライアントの自律性を基準にしています。
カウンセリングのイメージはマイナスから0に向かってベクトルを伸ばす場合が多いようです。つまり、治療的な色彩があります。
コーチングのイメージはゼロからプラスのほうにベクトルを伸ばします。言って見れば、目標達成です。
コーチはクライアントの目標達成のパートナーです。クライアントをナビゲーションするために、質問をし、共に戦略を考え、自分自身を語りながら、ときには友人としての役割を果たすものです。
他にも、セラピスト、占い師、NPL、助言理論を含んだ中小企業診断士、営業研修講師、地獄の特訓新人研修講師などがコーチのスキルと多少重なって存在しています。地獄の特訓新人研修講師をX軸(現世的→心→スピリッチュアル)0、Y軸(男性的→女性的)0として、座標軸に置いて見てください。コーチングはそのまんなかに位置します。
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