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●10:質問する
■コーチは、効果的な質問でクライアントに気付きを与えます。
コーチは質問によって、クライアントに答えをさがしてみつけてもらいます。
日常生活でも、だれかから思いもつかない質問をされた時に、新しい視点が生まれたり、アイデアが生まれることがあります。
問題点に気付き、明らかにし、解決策を生み出し、決断にまでナビゲートしていきます。
クライアント自身の気付きと決断がクライアントの持つ力を最大限引き出し、発揮させることになります。
●「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」
◆答えは正解ではない
「答えはクライアントがすべて持っている」の「答え」とは『正解』という意味ではありません。『解答』という意味です。つまり、正しい答えではなく、クライアント自身で出したまちがった答えも「答え」です。
小学生の夏休みの宿題の作文のドリル帳をいっしょに見ている親の気持ちでいることです。やるのはクライアント自身です。
◆答えを出したひとが主人公
クライアントの答は正解ではないかもしれませんが、ここで大事なのは、答は実際に動く主人公が出してこそ意味があるということです。
正解か不正解かではなく、誰が出した解答かというのがポイントになっているのです。
クライアントが自分でみつけた気付きを重視するのです。
口に出したもの(書き出したもの)だけが行われるという原則(マーライオンの法則)をおぼえましょう。
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