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あいづち
三秒待つ
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「傾聴する」

●傾聴はすべての基本です。
 No.1
 No.2
●傾聴の全体構成

■表面的なとらえ方
●あいづち
 No.1
 No.2
 No.3
●オウム返し:繰り返す
●三秒待つ

■知的なとらえ方
●フィードバック
●ペース
 No.1
 No.2
●ボディランゲージ・目線
 No.1
 No.2
 No.3
 No.4

■スピリッツ的なとらえ方
●心のペーシング
●沈黙・ささやき
●絵を描くように聞く
 No.1
 No.2
 No.3

●BOOK COACH
No.1
No.2,3

●COACH'S TALK


■表面的なとらえ方
●あいづち

◆他人のあいづちに不満???

 このスキルを知ると、他人のあいづちに不満をもってしまいます。相手のあいづちが下手と感じてしまいますから。(EQまではですが)
 ダイエット中に食べもの屋がつい目に入るような現象です。別に、突然そこにケーキ屋ができたわけでもない、クッキーのサイズが大きくなってはいません。変わったのはあなたの見方です。
 それは、意識的にやっている人間と、無意識でやってしまっている人間との「差が見えているだけ」です。上手だからといって、そのひとが本当にこころから聞いているかどうかはわかりません。もっと、心の目で寛大にとらえましょう。
 また、こういう対応は○か×かではないことも覚えておいてください。つまり、相手が×のカードを出したと見えるかもしれないとき、相手のカードの裏に○があるから、そっちを出したらいいのに、というのは「赤坂」なのです。いや、「あさはか」なのです。実はその裏には○でなくて、××が書いてあるかもしれません。奥さんが×を出してきたときに、裏の○をイメージして「こう言って欲しい」なんて思って不満に思ったら「青山」なのです。いや、「あさはか」なのです。実は生活に不安を抱えていていっぱいっぱいの言葉でかえしているかもしれませんよ。
 トランプのラビット・ナボコフと同じです。親のカードが2のときに次に出るのはジョーカーかもしれないけれども、2かもしれません。奥さんがもっているのがジョーカーだと言い切れますか?

◆マイナスの気持ちの受け止め方

 ひとは、自分の受けた気分を伝えるために、強い否定的な感情の言葉を選んで使う癖があります。「あなたの**の行為でこんなにさみしい気持ちだった」が「もう、大嫌い!」となるのです。さみしいって言えばいいのに……。
 ひとつには、こうしたときは、「怒っているんだね」と感情を受け止めます。それで、時間をおきます。あるいは、感情を受け止めてからその場で、気持ちを全部吐き出させるようにして、その吐き出したものに対して理解をしめすと、やがておだやかになるようです。
大事なことは、嫌な思いをひきずらないで、きちんとコミュニケーションとることです。
 (→フィードバックへ)
 もし恋人から別れを切り出されたときさえもこれは使えます。つまり、「別れたい」と来たときに、反論するのではなく「そうか、別れたいんだね」と気持ちをうけとめて、「ありがとう」と返すのです。そして、楽しかった思い出をあげて「楽しかった……、ベニーランド行ったときにもすっごく楽しかったね。……ありがとう」と。もう、卒業式気分で別れましょう。なじるよりも、修復率は高いテクニックです。おいおい、修復がめあてか……。

※裏技ですが、相手の感情をまじめな気持ちでおおげさに受けとめると相手はおちつきます。たとえば、「そんなことをされたんじゃあー、10年間ぐらい怒りがおさまんないよねっ!」とか。

◆質問

 積極的に聴くときのスタイルです。
 広がりを持った質問をします。(*OPENクエスチョンとCLOSEクエスチョンへ:「何が」「どのように」など5W1Hを使った質問をオープン・クエスチョンといいます)

◆相手の話しに合わせる。

  ・共通の話題を話す。
  ・相手の話しを途中で遮らない。
  ・相手に否定的なアプローチをしない。

 「そうかなー」で返されると話すのがいやになります。「なるほどね」で返すのは妥当な線。妥当だからといって、そればっかりだと変です。



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