■表面的なとらえ方
●計画は具体的にくだく
◆計画はひとくくりにしない
WHY
なぜをくりかえし、原因をおいかけて真の原因に到達させます。
WHO
だれがではなく、なぜそのひとがそれをやるのか?WHAT
なぜ、それをやるの?やらなくてもいい作業はありませんか?
WHEN
なぜその時にやるの?
(自分のリズムも考えましょう)
WHERE
なぜ、その場所でやるの?
HOW
なぜその方法なの?
<ビジネスの場合>
計画は戦略ではありません。戦略は多くの意思決定を統合するルール:コンセプトです。明確な特徴(差別化、優位性)を持ちましょう。「早く出来る、安い、すぐれている」などです。みんながやっていると、ごく当然のことですから競争力にはなりません。競争力は相対的なものですから。「ここがちがう!」というのがアドバルーンになります。
計画書は恋文です。自分で書きます。
◆優先順位をつける
クライアントにとっての重要なテーマをなるべく早く成功させます。
クライアントの強みを活かすことを考えます。
「そのなかで、真っ先に取り組みたいと思うのはどれですか?」
・優先順位をつける
今この場所でなにをすればいいのか、すぐできることを探ってみましょう。
いわゆる重点指向の考えかたです。
なにが重要か、なにから手をつけるか、今やらなければいけないのは何か。限られている時間やひとの中で、問題を解決し、改善していくために必要な考えかたです。
アラブの石油王で歳をとらない上に時間を止めることもできるならしなくてもいいかもしれません。
基本ではコーチが答えをだしません。「それは考えなければいけませんね」とか言って、クライアントに考えてもらいます。クライアントのほうがすぐれているのを前提に考えます。クライアントは家にごちゃごちゃに整理されていない宝石をごろごろ持っているのです。コーチは資産アドバイサーをすればいいのです。コーチの家にある10000円札を出してしまうよりも、クライアントの宝を運用しましょう。
バランスをとるのところにも関係しますが、優先順位をつけるときには、経済的なものの計画の時と身体的なものの計画の時は、注意が必要です。
経済的なものの計画の時はお金が干上がらないようにプランニングしないといけません。経済的にぎりぎりならば、いつの時点から収入が発生してくるのかのカレンダーが必要です。収入を得るしくみをつくらなければ座礁します。どこから利益がでるかを考え「収益構造」をつくらないと続きません。
また、身体的なものの計画の時は健康をそこねないようにプランニングしないといけません。
ひらめいたときに、すぐメモがとれるようにしておきましょう。
「それでは、必要度が高い順に整理してみましょうか?」
続く
|