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「計画を立てる 」

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 講座13:計画を立てる

■オリジナルをつくる

●待っててもなにも始まらない。
ほとんどのひとは計画を立てないで偶然の幸運を待っています。
しかし、幸運は向こうからはやってきません。
なにかしらの行動をおこして、自分のほうからつかまえに行かなければ、手に入りません。
机にしがみついていて、机のひきだしが突然ひらいて「ドラえもん」とが出てくれば、
あるいは、部屋の中にいて、窓から「宇宙人ピピ」が飛び込んでくれば、その必要はありませんが SFの話です。


●計画は、心から手に入れたい宝が隠されている地図です。
 確実に宝のありかに導いてくれるような地図を書くことです。
そのためには、最終的には 実際に踏み出せる具体的な計画を立てます。
計画を立てがおおざっぱですと、意味がありません。
計画は、夢の実現、目標達成に導いてくれるはしごみたいなものですか、 適当なものをつくっていると踏み外してしまいます。

●まずはイメージから
 ですが、まず、最初はイメージから固めて生きます。
なぜかというと、イメージのほうが、クライアントの本音がきちんと反映されるからです。
たとえば、
「あなたの計画は川のようなものですか、道のようなものですか、線路のようなものですか?旅の道のようなものですか?」
という問いかけにあなたはなんと答えますか?
「その道はあなたになんと言っていますか?」
そんなふうにして、自分の心との問答をしてください。

●計画を立てるときに
大事なのは「オリジナルをつくる」こと。
大事なのはあとで話します「バランスをとる」ことと、今話します 「オリジナルをつくる」ということです。
「オリジナル」というのは、コーチがあらかじめ用意したものではありません。
クライアントとつくったものということです。
このほうが、クライアントにとっては 使いやすいものになります。


次に、計画を論理的に立てますが、その際に必要な SMARTという考え方を勉強しましょう。
■SMART
計画は具体的に、計測可能で、達成可能で、適切で関連性があり、期限付きでたてます。
「SMART理論」は次の五つのファクターで構成されます。

(1)Specific(具体的な)、
(2)Measurable(計測可能)、
(3)Achievable(達成可能)、
(4)Realiistic(現実的)、
(5)Time Phased(期限付き)。

となります。
「もっと仕事で成果を」という漠然とした目標を適正な目標に変換し、しかも小刻みに設定して、
達成を確実にしていくやりかたです。

     (Strategy(戦略) Motivation(動機) Alternatives(代替案)Rationality(合理性) Time(時間)とするひともいますが、一般的には上記のものです)
具体的には、プランニング+ガントチャート という形をとることで、それが実現します。


実行することが大事です。できそうな目標をつくりましょう。
●プランニング+ガントチャート;事業化したいひとのための別項です。
プランニングを予定表までにおこさないとことははじまりません。
決めることは
◆1;目標(どんな品質でどんな範囲でやるのかとか)を決める
┗●目的、目標
  (「なにをもたらすか?」から導き出しますので、そこを見てください)

◆2;期限はいつまでにやるか
┗●やる項目
 ┣▼やる項目
 ┣▼時間配分、優先順位、誰がやる
 ┗▼カレンダーへのおとしこみ

になり、

◆3;どれだけの投入資源が必要か
┗●ヒトモノカネの配分も計算
  (というところまでもってきてチェックします)

です。


◆1;目標(どんな品質でどんな範囲でやるのかとか)を決める
┗●目的、目標
  (「なにをもたらすか?」から導き出しますので、そこを見てください)
▲タイトル
さて、目的目標は別項なので、まあそれは決まっているはずです。ここが、たとえば、『プロジェクトX』のタイトルになるわけです。つ、ま、り、ここがわかりやすくないというのは、プランがまだこなれていないということでもあります。ふとした偶然でこんな発明が!とか、ほおっておいたらチーズができた!とかではありません。
◆2;期限はいつまでにやるか
┗●やる項目
 ┣▼やる項目
 ┣▼時間配分、優先順位、誰がやる
 ┗▼カレンダーへのおとしこみ

▼やる項目

▲項目をあげよ
さて、次に、その目的目標を果たすための項目をあげていきます。
なになにが必要だ、どういう作業が必要だ、やらなければいけないこと ということです。これは、思いつくだけとりあえず書き上げてみます。みんなに見てもらいましょう。

▲抜けはないか?
書き上げたらば、それを体にたとえてバランスがとれているか、抜けがないかを考えて見ましょう。

●目
△市場調査;ニーズと値段を調べる;事前に(事業スターとしたら定期的にも);
需要が十分ないのにビジネスを始めると、続けることはできません。
 1:マスコミのデータで調べる。
 2:ききとりで調べる
 3:競合などをスパイする(競合相手の代表による講演会などに出席します)。

ーーーーー>リスクがわかる。「その値段で買うか」を見る。許認可も調べます。

△市場調査;競合他社、類似競合を調べる
 ーーーーーー>差別化を考える。
競合相手の名前/今後1年間に市場に参入するであろう全ての競合相手の名前/競合相手の商品やサービスについての要約/戦略と目標/所在地/商品やサービス/品質/顧客サービス/スタッフ/流通経路/広 告/PR戦略/競合相手の長所・短所(顧客の立場から見る)
●手
手にもっている売り物、製品です。
△製品のコンセプトの作成
△製品作成;製品はそのものだかでなくて、販売するにあたっての袋とか、おまけとかも入ります。

△仕入れ金額の設定、交渉
△仕入れるシステムの構築

●左手
つぎにもしもその製品がひとの手によるサービスであったり、セミナーであったりする場合があるので、それは「左手」と考えましょう。
△採用
たとえば、トレーナー集めとか、システムエンジニアの採用とかです。
●右手

これは営業。。かせいでくる手です。
△営業のひとの採用。
△営業のためのツール作成(パンフレット、名刺など)
△営業のためのHP作成
△営業のプランニング
   も必要です。
●足
足腰強くという意味で営業と連動しますが、もっと支えという意味が強く、
△見込み客集め(今のお客さん、未来のお客さん、あみでとるか、一本釣りか)
  です。あみでとるなんてのが、たとえば、無料セミナー開催とかです。
●口
PRです。これは営業の部分とだぶるものもあるでしょうが、わけて考えます。
△PR(いろんな媒体手段(テレビ、ラジオ、記事掲載など)、いろんな媒体(主婦向け、若者向け、高齢者向け、ビジネスマン向け)があります)
△媒体の調査;主婦向けのものをビジネス新聞に出すと効率は悪いです。

●脳
つぎに、統括するあたま のうみそです。
△組織づくりです。外部との連携はどうなるの?だれが、どれを決めるのとかです。

●腹
これはお金です。
△資金調達はどうするの?です。
△財務シミュレーションが必要です。
銀行は新規事業にはほとんどお金をかしません。かすのは公庫ですが、自己資金と同額以上にはかさないとみたほうがいいです。つまり、あつめるお金が10万円だけならば、20万円のことしかできないということです。ただし、その自己資金としてカウントされるものに、保証人は手配がつくのか?担保はあるのか?などが入ってきます。
△補助金も調べましょう。
 大きい所ほど、そこを調査して、審査をすりぬけてお金をせしめています。というのは、大きい所は、その企画書が立派です。根拠とか、その思いじゃなく、見ためが立派です。手書きですごくいいプランの原石よりも、カラーの、たとえ内容がなくてもわかりやすいものが通ります。
 なぜでしょう。そういう補助金はおおかたが、行政が出します。というと、それを通るのは、だれがみてもいいわけの立つものしか通りません。正義がとおるんじゃなく、いいわけがとおるものです。マスコミが批判するところの「杓子定規の官僚様」の目を通り、ほとんどの官僚様は現場を知らないです。そういう官僚様の目をとおって、のちにその官僚様の責任が追及されないようなぱっと目ちゃんとしたものが補助金をとります。最低でも、大義名文がないかぎりはとおりません。
 みなさんは、たぶん役所で「お役所仕事だよなぁ」と感じることがあると思いますが、その目を補助金獲得のときも忘れてはいけません。補助金獲得のセクションにだけ、すごく原石をみぬいたり、育てていこうとする気概のあるひとが配置されていると考えないことです。
 そういうのを、つくれる大きな会社に負けないでください。そこでかかえているコピーライターは行政の「目」を熟知しています。
 公庫も、商工会議所が推薦しますが、公金でやっているものですから、継続性を信じさせるとか、将来的に黒になるような実績を見せないと、おかねはでてきません。
 逆にいうと、そうした調査をするひとは、そのプランニングとかをみて、数字が妥当かどうかを見るとわかるひと(きびしい目でです。もしかすると、大化けしてヒットするかもしれないけど、そこは博打なしのきびちい目、つめたい目されど銀行よりは温かい目で)ですから、未熟な事業プランでももっていってそこでもんでもらうというやりかたもあります。

△めし
今事業をやっている場合は、めしをくうための、いまの受注活動というものもここにはいります。

●道
△流通です。どう売るのかです。そのプランニング、開拓をしないといけません。

●箱です。
△会社の事務所や、車や、備品です。

●鼻
つぎには、なくてもいいかもしれませんが、鼻です。
△ブランドづけです。

●胸
そのつぎは、胸、ハートです。
△ストーリーの整理
 これはストーリーづくり、ストーリーの整理です。どうして、その事業をしたのかのストーリーが、製品づくりのモチベーションのもになりますが、製品ができあがってからは、そのストーリーが広告に使えます。整理しておくことが必要です。
これらを、とりあえず、すべて書き出すことです。

▼時間配分、優先順位、誰がやる
そうしたら、次に、時間配分と優先順位をつけます。それには、誰がやるかをきめないといけないので、担当者ごとに分けます。分けましたら、次に、優先順位にならべていきます。それをナンバリングします。人別に、1、2、3と。そうしたら、そのひとの時間配分の%を入れていきます。それは、優先順位が高いからといって、多くの時間を配分することにはなりません。優先順位をつける意味は、重要度をわすれないためにということです。優先順位イコール時間配分ではありません。

▼カレンダーへのおとしこみ
ガントチャート、スケジュールにおとします。このきざみは1週間でも、半年でもかまいません。なるべく、数字で明確な目標をたてて、備考欄に書いておいてください。
◆3;どれだけの投入資源が必要か
┗●ヒトモノカネの配分も計算
  (というところまでもってきてチェックします)
つぎに、このスケジュールをたてに落として、ヒトモノカネがそのとき、どれだけその項目のスケジュールに必要なのか?を見ていきます。そうでないと、人があるスケジュールをこなすには10人必要だけど、その後いらなくなったりしますし、ものという場所とか資材とか道具をどのタイミングでやるかが見えます。そのあとに、カネを見ると、そのひとをこの時期に採用して、ここで、そのタイミングでなになにを設置してそのために30億必要とかとなっても、どだい無理だなということがわかります。
この一連の作業をまた、上から繰り返すことでスケジュールができあがります。

このスケジューリング+ガントチャートで、ポイントなのは、経営資源は、担当者の時間もヒトモノカネも有限だということです。だから、優先順位をつけたり、タイミングをはからないと、どこかでつまずきます。
ここで、目標(どんな品質でどんな範囲でやるのかとか)を決めるが◆1に
期限はいつまでにやるかが◆2に
どれだけの投入資源が必要かが◆3に
でてくるので、わかります
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