■表面的なとらえ方
●条件や障害がないとしたらで話します
イメージをふくらまします。
欲しいものを手にいれるときの障害を話してみます。
「夫が、子どもが、時間が、お金が」というものをいったんはずして考えて見ます。
このときに、ないなにしたいと思っているけどやってないことできないことを1分間コーチに話してみます。
そのあとに、そこででた言葉「なになに」に対して「私はなになにやれません」というやれません文体で伝えます。その次に、「私はなになにやりません」というやりません文体で伝えます。
すると、「夫が、子どもが、時間が、お金が」といった条件はずしよりも、もしかすると容易な「自分の意思が」ブレーキになっているものの存在がわかります。
◆制約(制限)をはずしてアイデアをだしてみます
・いろいろな質問
この制約はずしは、コーチングの会話でよく出るところです。
あるコーチのサイクルは、
「今はどうですか?」:現状の把握 :2分
前回までの宿題確認、振り返り :5分
今回の目標をきく(したいこと) :3分
理想のイメージをきく :5分
現状とのちがいをきく :2分
ここで制約をはずしてアイデア(パースペクティブ(エンンプティシート)や過去さぐりも含む):8分
メタコミュニケーション(ちょっと2人を眺め直し)
:5分
ブレーン・ストーミングとチャンクアップチャンクダウン
:KJ方式 :5分
:魚骨つくり :5分
今できることを決める :3分
優先順位決定 :2分
行動のイメージ(どんなふうにやりますか?)
:3分
宿題の設定(コーチと約束) :2分
全体の未完了だと思われることの振り返り
:5分
の55分です。
・時間の制約
・コストの制約
・ひとの制約
・性別、年齢、体力、才能、スキル、経験の制約
「とりあえず、**のことは忘れて自由に考えてみましょうか?」と制約をはずしてみます。
そのあとに、その制約はほんとにうちやぶれないか?代替できないか、現状でそのアイデアを行った場合、多少変更はあっても実現できないかを考えます。
「では、3人増やすというのは無理だとしても、1人増やしたらそれにちかづけませんか?」
「では、いまのままそれを行ったら、なん%ちかづけられるでしょうか?」と続きます。
ビジネスの現場では、部下の意見を聞くと、結局「人員を増やして欲しい、機械を新しくしてほしい」で、社長が「そんな余裕はない・・・・・聞くんじゃなかった」と話しが終わってしまうケースがあります。
やぶへびのように、不満が噴出するきっかけにしかならなかったということもあります。
それ以来、部下の意見を聞くのをやめてしまうケースもあるようです。
いったん、その要求はクリアしたとして、さらに問題点をさぐってみることで、見えなかった解決策が出てくることがあります。解決策を見つけなければ意味がありません。
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