昔、今、未来

本音
心で聞く
連想ゲームのように聞く
クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョン
ポジティブに楽しい事をふくらます
相手の答えをよく聞く
いろいろな質問
条件や障害がないとしたらで話す
■BOOK COACH

「質問する」

■表面的なとらえ方
●いろいろな質問
●相手の答えをよく聞く
●条件や障害がないとしたらで話します

■知的なとらえ方
●「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」
●連想ゲームのように聞く
●ポジティブに、楽しいことをふくらます

■スピリット的なとらえ方
●本音
●昔、今、未来
●心で聞く

■質問→答え→行動
●「答はクライアントが持つ」という意味
●質問と提案と指示
●コーチングが万能ではない問題性
 No.1
 No.2
●コーチの提案:助言的な色彩の強い提案
●友達との違い
 No.1
 No.2
●ビジネスコーチングによる質問と答との違い
 No.1
 No.2

■BOOK COACH


■質問→答え→行動

●友達との違い No.2

◆コーチと友達は「意見の提示のしかた」も違います。

・ひかえめな、コーチの意見
 コーチの意見の提示のしかたは、すごろくの1の目進みです。モノポリーみたいにいっそくとびに「イリノイ・アベニュー」に飛ぶとかはないということです。意見は、クライアント自身が4の目5の目を出して進む場合はいいとして、意見がクライアントとの方向が一致していない場合は1の目を提示するだけの権利しかありません。

 コーチは、大型客船が方向変換するような提示のしかたをします。(提示だけで、方向変換は求めません)。

 つまり、いきなり急ハンドルを提案しません。転覆するからです。
 ましてや、否定は、急ブレーキしたうえに、バックにギアを入れてアクセルを踏むのですから、コーチはとりません。
(とるのは、急ブレーキしても相手が安心していられるような環境であり、その場合でもハンドルを切るのも、アクセルを踏むのは飽くまでもクライアントです。ただし、これはコーチにとっては越権行為です。)
 コーチは意見というよりも、感想を述べる程度です。この場合は「アイメッセージ」を使います。(「わたしは***と感じます」と。)

(※ただし、指示待ち型のクライアントにはすこし強めの意見を出すときもあります)

◆ともに歩くならば意見する権利はあるかもしれません

・友達は意見する???
 友達が危ない会社に勤めようとしています。
 友達はどうでるでしょうか?友達は話を充分聞かないでしょうか?それは友達のパーソナリティによります。友達は反対するでしょうか?それも友達によります。賛成はしないけれど、反対もしないで、聞き役に徹する友達のほうが多いというのが、現実だと思います。
 だからこそ、だからこそ、占いがはやるのです。
 友達はみんな同じことしか言わない。でも、だれかに何かを言って欲しい(さらに、自分のことをそれほど深くは話したくない。できるなら名前も名乗りたくない)。

・ひかえめじゃない意見はコーチはやってはいけない
 コーチにとってクライアントはレースに参加中の高橋尚子です。だから、それは、こっちのほうがいいと誘導するというのは、選手を車に乗せてしまうようなもので、許されません。
 仕事が危険であればあるほど、「それはやめろ」と言えるのは、たったひとりその岩を一緒にのぼろうとしているひとだけに許された行為です。


※コーチという立場を離れれば、安心感と信頼感によってすごろく3、4、5くらいは許されるかもしれません。ですがこれでは友達ですね。関係は。

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