昔、今、未来

本音
心で聞く
連想ゲームのように聞く
クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョン
ポジティブに楽しい事をふくらます
相手の答えをよく聞く
いろいろな質問
条件や障害がないとしたらで話す
■BOOK COACH

「質問する」

■表面的なとらえ方
●いろいろな質問
●相手の答えをよく聞く
●条件や障害がないとしたらで話します

■知的なとらえ方
●「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」
●連想ゲームのように聞く
●ポジティブに、楽しいことをふくらます

■スピリット的なとらえ方
●本音
●昔、今、未来
●心で聞く

■質問→答え→行動
●「答はクライアントが持つ」という意味
●質問と提案と指示
●コーチングが万能ではない問題性
 No.1
 No.2
●コーチの提案:助言的な色彩の強い提案
●友達との違い
 No.1
 No.2
●ビジネスコーチングによる質問と答との違い
 No.1
 No.2

■BOOK COACH


■知的なとらえ方
●ポジティブに、楽しいことをふくらます

◆ポジティブな3種類の質問の形があります

質問はポジティブな質問でなければいけません。ポジティブな質問は気付きと決断を呼び起こします。

《ポジティブな質問》

●拡大質問(開かれた質問Open Question)
後述の「クローズド・クエスチョン(Closed Question)」と
「オープン・クエスチョン(Open Question)」参照

 オープン・クエスチョンは正解が複数あり、どれか1つに特定できないような、すぐには答えられないような質問です。
 「それが実現した時、あなたはどんな気持ちになりますか?」

●未来質問
 将来のことについて尋ねる質問です。
 「来月は、その夢をどのレベルまで実現したいですか?」
 「明日はどんな日にしたいですか?」

●肯定質問
 否定形の言葉を含まない質問です。クライアントの望む方向に意識を向ける質問になります。
 「どこを改善したら、うまくいくとおもいますか?」

《ネガティブな3つの質問》

●クローズド・クエスチョン
 誰でもが同じ答えとなったり、一言二言で答えられる質問です。
 「あなたの進みたい道は、独立の方向ですか?」:
   クライアントがまだ決断したくないときもありますし、クライアントとコーチの力関係によっては、NOなのにYESといってしまうことがあります。

●過去質問
 終わってしまった過去のことを聞く質問。
 目は未来に集中していないといけません。過去にああすればよかったと思っていても変えられませんし、そのときは最善の選択だったはずです。
 「なぜ、あの時そんなふうに考えたのですか?」:
 子どもに親が「なんで、そんなことしたの!」とおこるように、責めるのは意味がありません。
 いちばん悪いのは自分と他人に対するネガティブな心です。昔の『婦人公論』です。他のひとの不幸をみて安心する記事構成でした。
 責めるだけというのはけなすということです。けなされても、気を持ち直して悪い点の分析までできればいいですが、多くは、気を落とし責任転嫁をします。結果、成長も進歩も止まってしまいます。
 過去をおろそかにするものは、未来をもおろそかにします。原因追及は次の計画のためには必要です。ですから、責める言葉でなく、分析できるような気持ちに持っていくことが大切です。
 人間は時間を左から右、後から前、下から上と流れをそれぞれにイメージするようです。自分の過去の方向はどちらですか?未来を考えるときには、未来の方向に眼を向けるという手法もあります。とりあえず、眼だけでも向けてみましょう。

●否定形の言葉を含む質問。クライアントの望まない方向に意識を向ける質問。
 「その方法がうまくいかないのは誰のせいでしょうね?」
 責めるのは意味がありませんが、原因追及は次の計画のためには必要です。原因追及ならばこうした質問が的確な場合もあります(竹中平蔵)。

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