■スピリット的なとらえ方
●自分の価値観を知る
大事にしているものはなんですか?あなたにとって、これがないと生きていけないもんはなんですか?教えてください。
あなたにとっての幸福観を聞かせてください。あなたの持っている幸福への観点はあなたの大切な基準になります。
自分の価値観、支えているもの を知ることになります。
大事なものを見つけるワークに「あと命があと24時間しかないとしたら」とかもあります。シンボリックに選べるの究極の質問です。おもしろいのですが、あとなん時間というぎりぎりの設定は、オウムのハルマゲドン事件をご覧になってもおわかりのように、継続的なものを除外して考えてしまう欠陥があります。
参考にはなります。
魔法使いがあらわれて、いますぐ決めないととりあげちゃうよ!「3.2.1」というのも、自分の大事なものが見えるかもしれません。
催眠による前世のさぐりというものもあります。むかし愛にむくわれなかったお姫様とかいうやつです。その真偽はわかりませんが、前世がいまの自分にとっての価値あるものを『象徴』するだけという見方もあります。催眠状態になって、「あなたは、今前世だったころの自分です、さて、あなたはだあれ?」と質問されたときに、今の自分が追い求めているものを象徴した人物像を口にするということです。
みつけるきっかけにはなるかもしれません。
また、心の傷からもおいかけられます。その傷を眺めて見て、その傷の奥にあるものがあなたが大切にしていたものということがあります。自分の、自分の中の大切なものを失ったときに、傷ができます。
なにに依存しているかとか(恋愛とかアルコールとかお金とかたべものとか)、自分が意識しないでつくっている壁があります。
ひとに依存すると、そのひとを操作しようとすることになっていることも覚えておいてください。
コーチをするひとはなおさらなのですが、偏った依存に気付かないでいると「それって、恋をすればいいのよ」でチャンチャン!にしちゃうようなケースもでてきてしまいます。ワンパターンコーチです。カウンセラーの現場でも幼児体験にすべての原因をもたせて親と対決させるというワンパターンカウンセラーもいます(たしかに無視はできないでしょうが)。新興宗教だとなんでも先祖霊に原因をもっていくワンパターン宗教というがあります。
コーチ自身の価値観が、クライアントの人生に投影しかねないことを忘れてはいけません。たとえば、「彼の転勤になりました。仕事を続けて別居するべきか、ついていくべきか」といった選択の場で、コーチが恋に生きるタイプでも、仕事が第一のタイプでも、クライアントの人生はクライアントが決めるべきです。極端な話、コーチは進んでクライアントの共犯者になるべきです。極端な話です。
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