■グループエンカウンターの問題点
また、失業者(あなた?)はまだ成長します。多くの、行政のおこなうセミナーはこの視点がありません。企業にあわせた矯正です。言葉を変えれば、なんとか入社するためでけのねつ造に一生懸命です。矯正して、本来ならばもっと活かせる可能性の目を摘みとって、こぢんまりとした盆栽をつくっているようです。
もうすこし、ハローワークが汗を流してほしいものと思います。ハローワークにインキュベート機能があるのなら、書き出したスキルの売り先を考えたり、失業者が自分の足りない部分に気づいて、そこから踏みだし、行動すればいいのです。
「自分に何が足りないかを知ること、知った上でなにかをめざすこと、その目標のために努力していること」をきちんと伝えられる人が、人事のこころをつかみます。
就職に際して、自己分析が大切なのは、志望動機においても自己PRにおいてもそのようなことをきちんと語れるようにするためです。今のだめさ60点はあまり問題ではなく、目標100点とそこに至るベクトルが評価されるのです。
男は、案外とこうした考えが不得意です。0か100しかない。女は1から99の過程を見ます。
たとえば、スキルやコミュニケーション技術、採用情報などが欠けているとわかれば、本を読んだり、スキルを身につけたり、採用情報を自分で調べたり、と行動に移せばいいんです。
あなたが、生きていること、あなたは誰かなにかをするためにこの世界に生を受けています。あなたの助けを待っているひとが今どこかにいます。あなたを心から癒してくれる人でもあります。確実にどこかで、待っていてくれています。
それは、まちがいがありません。(あなたは、愛されるためにこの世にいます)。
面接に落ちるということは、あなたの全部が拒否されたのではなく、会社の都合があわないだけのことです。優秀な人、魅力的な人の定義は企業によって異なります。「よかったら、また今度おねがいします」と言って、次に行きましょう!
「自分なんかだめだ」と思っても、「わたし、あなたをお手本にしてるんですから、ますますがんばってください」と言いたいひとがいるものですよ。
それよりも、他人の目を大切にする前に、自分の目で自分をみてください。
グループエンカウンターの利点は、複数の人が参加するので、お互いの関わりのなかでの学びがあるということ、参加者同志がささえることもできる、ワークショップのメニューが多くなるです。
お疲れ様でした。以上で講座1は終了です。
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