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■知的なとらえ方
●ボディランゲージ:目線
ボディランゲージとはしぐさ、動作、表情、姿勢などのことです。
えへらえへら笑いながら「いやー、きのう親が転んで腕骨折しちゃって」って言っても信用しませんよね。言葉の意味よりも、その他のビジュアルが伝えているメッセージ性があるのです。
代表的なのは「うでぐみは閉鎖的な気持ちを伝えてしまいます」です。相手が腕組みをしていたら、こちらの体は逆に開いて(両手を広げる)気持ちの開放をうながします。
腕を組む他に、足を組むなどもクローズドポジションと呼ばれる、相手を閉め出す体からのメッセージです。
また、距離というものもあり、近い順に密接距離、個体距離、社会距離、公衆距離と名前がつけられています。通常は50センチがのぞましい対人距離です。もちろん、相手の表情を観察しながら行なってください。弱気な人ほど距離は小さく、強気な人ほど距離は大きくなります。
恋人に近づくテクニックでこういうものがあります。まず、違和感を覚えないギリギリの距離まで近づき、しばらくあとで相手の個体距離に自分の手だけを近づけるのです。一部だけが、個体距離を侵すわけです。そしてそのまま時間をすごすことで、二人の心理的距離が近づけるのです。
遠くにいれば傷つけられることもないし、自分の世界をもつことができます。近くにいれば、暖かく、さみしい思いをしなくてすみます。
いずれ、距離も意識なさいということです。
続く
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