■知的なとらえ方
●ボディランゲージ:目線
◆非言語コミュニケーション
・非言語コミュニケーションが93%
Dr.アルバート・メラビアン(カリフォルニア)の調査結果があります。相手に何かを伝えようとするとき
言葉・声の調子・態度での伝わる度合いは
言葉=7%、声の調子=38%、態度=55%
というものです。つまり、コミュニケーションの93%は言葉以外のコミュニケーションということです。これをメラビアンの法則
と言います。
○態度は目と姿勢
態度は目と姿勢がポイントになります。
初心者的には、「目をみながら聞く」「身を乗り出して聞く」がおさえどころになります。
しかし、女性は目を見て、男性は目をそらしてうそをつく習性があるそうですが……。
◆目:アイコンタクト
人間関係は目と目でみつめあって、空気を感じて、肌で感じて築くものです。
ただし、忘れていけません。目を見てうそをつくひともいます。目をあわせないから言える本心ということもあります。
◆目:視線
・視線の位置
「相手の視線と同じ高さに、真っ直ぐに相手の目を見る」の説明が多いのですが、正確には聞くときには1センチ上から、話すときは1センチ下からです。1センチです。あまり上から見ると見下したように見えますし、あまり下から見ると卑屈に感じられます。
ジェームスディーンをまねて下から話すには、表情などの彼の微妙な技なしには、受け入れられません。少し上目使いにするのは、甘えたいときとセクシーな印象をあたえたいときにはいいかもしれませんが。
横から見ると疑っているように見えます。杉良太郎の流し目もまた、彼の微妙な技なしには、受け入れられません。
・視線のあわせかた
視線を合わせないと、相手は拒否感を感じます。目があって、無表情でそらせば、完全な拒否ですし。目をそらすと、信用できないひとと思われます。
基本では、視線を軽く合わせます。目をあわせるのがはずかしいなら、眉間を見るというのもテクニックです。
目礼というのもありますからね。視線はあなどれません。視線一つで相手をペースにはめることも可能なのです。話しの途中で相手の後方に視線をそらすことで、相手を不安に陥れることもできるのです。
○視線のあわせの時間
ジッとみるというのも、場合によっては有効です。
視線の合わせかたや、距離とか、そういうものでも感情を表現できます。
◆目:表情
目の表情は、本当は瞳ですが、目につくのは上まぶたと下まぶたの力の入れ具合です。
笑顔はあなたの広告です。
ニコニコしながら聞くのも場合によりけりです。笑顔でまじめな話しをすると相手はおこります。場合により笑顔、場合によりまじめにです。
相手がゴルフの話しをしてOBとかの話しをくやしそうに話せば、「あーん、もったいない」というような目をして、返してやる。「クイズ・ミリオネア」のみのもんたの 目が参考になります。「あー、ざんねんっ!」「せいかいっ!」。
話しがおもしろいときは、目が輝くといいます。観察によれば、目というよりも口を「ほあー」の口型+にこやかにしてゆっくり首を上下にふるのが、表現です。
テレビで、インタビュー番組を意識をもって見ていればいろんなわざを体感できます。
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